
本記事では、土地の価格を調べる方法を解説します。
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土地の価格を調べる方法は
一般的には、下記の方法が考えられます。

固定資産税評価額から算出する
後述する「路線価」がない土地の場合、この方法で算出します。
算出には、毎年市町村から送付される固定資産税納税通知書に記載される「固定資産税評価額」を使います。

通知書をなくした場合
固定資産税納税通知書を紛失した場合、管轄の市区町村役所にて固定資産税課税台帳を閲覧、または、固定資産評価証明書を取り寄せて確認できます。
公示価格、基準値評価額を参考にする
国土交通省の取引価格情報を利用する
公示価格は、国土交通省が指定する基準地ごとの価格のことをいいます。
基準値標準価格は、都道府県が公示価格の補足として発表する価格をいいます。
下記のサイトにて検索できますので、ご活用ください。
相続税路線価から算出
相続路線価は、毎年7月に国税庁から発表されます。
令和4年分財産評価基準はこちらからご確認いただけます。
※本記事を更新しているのが令和5年6月30日なので、令和5年分財産評価基準は明日以降ご確認ください。
この路線価を使い、土地の価格相場を算出します。

公表は7月ですが、その年の1月1日から12月31日に相続が発生した場合の土地の評価に使用する価格となります。
遺産分割時の不動産評価方法は?
一般的には下記の方法が考えられます。

上記2つのうち、いずれを選ぶのかは遺産分割協議、または調停・審判にて決定します。
まとめ
本記事では、不動産の評価方法について解説しました。
この記事を書いたのは
ヲタク行政書士®榊原沙奈です。