
本記事では、優秀な人材を採用するためのポイントを解説します。
そもそも優秀な人材とは
優秀な人材獲得!とはいっても、優秀な人材そのものが定義できていなければ話になりません。
一般的には、企業に大きな利益をもたらしてくれる人を優秀といいます。
優秀な人の共通項
次の項目を参考にしてください。
- 社会情勢の変化に敏感
- 客観的、多角的な視点をもっている
- コミュニケーション能力が高い
- 周りへの感謝を忘れない(謙虚)
- 責任感が強い
- 時間・締切厳守
- 向上心がある
- 常に前向き
- 本質を理解する能力が高い
- 自分の機嫌の取り方がうまい
- 素直
- 自己管理の徹底
- レスポンスがはやい
選考時のポイント
上記のような人を選考で見つけるためには、選考時、下記のことに気を配りましょう。
実績、経験
選考時、本人が持参する職務経歴書は勿論ですが、口頭にて過去の実績を尋ねてみましょう。
ほとんどの人は、あらかじめ用意したエピソードを語りますが、内容の真偽、話そのものの完成度だけでなく、着眼点、今後への繋げ方を注意深く聞くことで本人の価値観に触れることができます。
マナー、人間性
どんな実績、経験を持っている人でも、「人として」のマナーが備わっていなければ話になりません。
外観上の身だしなみ、挨拶は勿論、言葉使いや細かな所作から本人の器をはかることができます。
採用のコツ
せっかく応募・面接に来てくれた優秀な人材を、簡単に逃がすわけにはいきませんよね。
自社においてやるべきことは、一方的に質問を繰り返すだけではなく、自社の魅力を伝えることです。
人事評価基準の明確化
優秀な人が転職を検討するきっかけの多くは、従来の職場への不満です。
正当な評価がされなかった、できない社員の尻拭いばかりさせられたなど、自己評価と人事評価の差にうんざりして転職活動に乗り出す人もいます。
このような人材に訴えかけるには、自社の人事評価体制のアピールが有効です。
経営理念の共有
採用時、将来性のある従業員をとりたいと考えるはずですが、応募者も変わりません。
潰れていく会社に入るより、中長期的なビジョンが明確な会社に魅力を感じるはずです。
そもそも、会社は何らかの目的をもって運営しているのが当然で、これが不明瞭な会社は自ずと潰れていくことを、経営知識のない従業員でも知っているでしょう。
応募者が自社の理念に共感してくれれば、こちらが1から100まで説明せずとも、自身で入社後の未来を具体的に想像してくれます。
ここで「合わない」と感じる応募者は、採用後に長続きもしません。
キャリアアップ体制
優秀な人材ほど、自己研鑽を怠らない性質があります。
常に向上心を持っているため、これを応援できる態勢を整えていることは、大きな強みになります。
社内独自の昇級試験、セミナーを行っているなら、選考時、存分にアピールしましょう。
まとめ
本記事では、優秀な人材獲得に必要なポイントを解説しました。
素晴らしい応募者を逃さぬよう、面接官は反対にチェックされているのだという意識をもって当たりましょう。
この記事を書いたのは
ヲタク行政書士®榊原沙奈です。