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個人診療所開設・医療法人設立専門のヲタク行政書士®榊原です

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法人化と個人診療所開設、どちらがいいのか悩む

勤務医から独立をお考えの方で、医療法人にするか個人診療所にするかお悩みではありませんか?
自治体により、勤務医から医療法人設立が出来ない場合もございます。また、法人化と個人開業それぞれにメリット・デメリットがございます。

経営に役立つ資格は?これから起業したい方向けの資格をヲタク行政書士®がご紹介します。

初めての起業時、何か資格をとっておいた方がいいかな?どんな資格がいいのかな?とお考えではありませんか。

今回は、経営をしていく上で役立つ知識を得られる資格と、これらの資格を取得するメリットをご紹介します。

経営に役立つ資格は2種類

経営を行う上で求められる知識は「運営」「財務」の2種類です。

(1)運営

経営とは、継続的に営業を行うことをいいます。

経営に関わる資格には、下記のものがあります。

✓ 中小企業診断士
✓ MBA
✓ 経営士
✓ 社会保険労務士
✓ 医療経営コンサルタント
✓ 経営労務コンサルタント
✓ 人事労務検定

これらの資格がなければ経営ができないわけではありませんが、資格取得のために学ぶことが、結果的に事業を運営していく際に役立つ知識となります。

(2)財務

経営をするからには、お金を取り扱います。

事業を運営する中で発生するお金の流れをきちんと把握し、税務に関する知識を身につけなければありません。

もちろん、日常の取引は、従業員や顧問税理士等に任せる事もできます。

しかし、事業者自らが全く知識を持たなければ、健全な営業は望めません。

✓ 公認会計士
✓ 税理士
✓ 日商簿記
✓ 会計ファイナンシャル検定
✓ プロフェッショナルCFO検定
✓ コンピュータ会計能力検定
✓ 消費税法能力検定
✓ 所得税法能力検定

運営に役立つ資格

事業を運営していくうえで役立つ資格は、次の通りです。

(1)中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営課題を見つけるための診断、結果に対して助言・コンサルティングを行う国家資格です。

取得のためには、「経済学」「財務・会計」「運営管理」「中小企業経営・中小企業政策」などを網羅的に学ばなければならず、嫌でも経営に関する知識を身につける事になります。

合格率は平均20%前後で推移していますが、実際の取得者は全体の4%。難関資格だといえます。

(2)MBA

MBAは「Master of Business Administration」の略で「経営学修士」と呼ばれます。

海外のビジネススクールや、国内の大学院にてMBAプログラムを終了することで授与される学位のことをいいます。

MBAのカリキュラムには「経済学」「マーケティング・経営戦略」「人材マネジメント」「財務会計」などが含まれており、自ずと経営に関する知識を習得することになります。

通常の資格取得と比べると、MBAプログラムを提供する大学への入学、2年以上の通学実績等が求められるため、非常に難易度が高いのが特徴です。

(3)経営士

経営士は、経営に関わるアドバイスを経営者に行う資格です。

他人にアドバイスをすることが前提なので、自分自身の経営に落とし込めることは言うまでもありませんね。

中小企業診断士は国家資格ですが、こちらは民間資格で、全体的な難易度も易しいのが特徴です。

専門科目には「経営」「生産」「販売」「マーケティング」「人事」「財務」「情報」があり、この中から2科目を選択します。

財務に役立つ資格

財務に役立つ資格は次の通りです。

(1)税理士

税理士は、税務・会計のスペシャリストです。

税理士資格を取得することで、税務書類の作成、確定申告の代行、税務相談等を独占的に行うことができます。

多くの経営者は、自分の税務を税理士に依頼することになりますが、自分で取得することで全て自己処理ができるメリットがあります。

税理士試験では5科目を必修したうえ、「簿記論」「財務諸表論」、税法に関わる3科目から選択受験することになります。

科目別の合格率は10~20%ですが、全科目合格率は5%前後で推移する気の遠くなるような資格です。

(2)公認会計士

公認会計士は、企業の財務諸表の監査業務を主軸とする会計監査のプロフェッショナルです。

公認会計士の資格を取得するには、「財務会計論」「管理会計論」「監査論」「企業法」「租税法」の5科目と、「経営学」「経済学」「民法」「統計学」から1科目を選択受験することになります。

どの法律も経営する上で関わる可能性が高いものですから、自社の会計を適性に処理するのに役立ちます。

合格率は5~10%といわれ、司法試験、医師国家試験と並ぶ難関と言われています。

(3)日商簿記

日商簿記試験は、日本商工会議所が主催する検定試験です。

簿記は、企業会計における日々の取引から資産・負債などの情報を貸借対照表や損益計算書にまとめることをいいます。

基本的な会計知識の習得なら3級程度で足りますが、工業簿記や専門性の高い分野まで知りたい!とお考えなら、2級以上の上位資格を目指すのがオススメです。

その他

ここまでご紹介したものの他、下記の資格も役立つでしょう。

(1)マーケティング/ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、国債実務マーケティング協会が主催する検定試験です。

民間資格ですが、マーケティング活動に係る知識を問われるため、販売促進や購買心理などを広く学ぶ事ができます。

(2)ビジネスマネジャー検定

ビジネスマネジャー検定は、東京商工会議所が主催する検定試験です。

経営者というより、中間管理職以上の人材に必要な知識を問われる資格でもあります。

「マネジャーとしての役割や心構え」「人材・組織マネジメント」「業務マネジメント」「リスクマネジメント」の4科目の学習が必須で、経営計画や事業計画策定についても問われます。

(3)FP

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)は、厚生労働大臣から職業能力開発促進法に基づいた指定を受けた日本FP協会が実施する国家検定です。

等級ごとに科目は異なりますが、いずれも資産設計定型業務を学ぶ必要があります。

就職に有利な資格といわれるFP技能検定ですが、社会人なら知っておきたい一般常識を効率よく習得できる資格でもあります。

まとめ

今回は、経営に役立つ資格をご紹介しました。

昨今の資格ブームにより、新しく得体の知れない資格も続々とリリースされていますが、自分が欲しい知識と、必要な知識とを選びながら、上手に活用していきましょう。

この記事を書いたのは

ヲタク行政書士®榊原沙奈です。

カテゴリー: 個人事業・フリーランス未分類経営・マーケティング資格開業・新規事業


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榊原沙奈
(さかきばら さな)
ヲタク行政書士®
やぎ座のO型、平成弐年式
法人設立、事業承継が得意
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