生命保険や損害保険など、日常に関わる様々な保険ですが、種類が多すぎて訳分からん😭という方もいらっしゃるかと思います。
私が「訳分からん😭」の人です。
そこで今回は、保険の定義や種類について解説します。
Contents
保険とは
保険は、突然発生する事故によって生じる損害に備え、たくさんの人がお金を出し合い、これを元手に被害者にお金を給付する制度をいいます。
自分が支払う保険料は、巡り巡って自分のためにもなりますが、同じ保険に加入している別の人がケガや病気をした際の「資金」にもなります。
共済とは
保険と似たような機能を持つものに「共済」があります。
両社の違いは、加入できる人、監督している機関です。
保険と比べると共済は小規模で運営していて、加入対象者も限局的です。
他にも、保険は保険業法という法律が適用され、金融庁管轄であるのに対し、共済は厚労省・農林水産省、適用される法律も運営主体を取り締まっている法律となります。
保険は金融商品、共済は医療費のまかないのイメージです。
保険の種類は?
保険には、次の種類があります。
✓ 個人保険
✓ 法人保険
公的保険
公的保険の運営は、国や自治体が行います。
✓国民年金
✓厚生年金
✓雇用保険
✓労災保険
✓介護保険
個人保険
個人保険は、民間企業が行う保険です。
✓医療保険
✓火災保険
✓自動車保険
対象となるのは「人」「モノ」です。
大別すると「生命保険」と「損害保険」、両者を取り扱えるジャンルもあります。
法人保険
個人保険と同様、民間企業が運営する保険で、その種類は多岐に渡ります。
✓賠償責任保険
✓生命保険
✓企業財産保険
✓天候等に関わる保険
✓その他
この点は、個人保険と同じですね😊
法人保険は、用途や目的に応じてさまざまな商品が用意されているもので、「生命保険」「損害保険」に分けられます。
生命保険は、従業員の怪我、疾病、死亡、退職等に備えて加入するものです。
損害保険は、営業に不随する事故によって生じる損害に対応するために加入するものですが、療養中の収入を補償する所得補償保険等もあります。
保険の相談先「保険代理店」
保険のことを相談する場合、保険代理店が考えられます。
保険代理店は、保険会社と販売委託契約を結んで「商品」として保険を販売しているお店のことをいいます。
保険会社に所属しているわけではなく、あくまでも委託販売≒小売のイメージです。
保険代理店を利用するメリット
保険代理店には、複数の保険を取り扱う乗合代理店、1社のみを取り扱う専属代理店があります。
乗合代理店を利用した場合、複数の保険をまとめて比較できるため、自分に合った商品を選びやすく、また、設計しやすいメリットがあります。
専属代理店や、保険会社との交渉では、自社商品のみを取り扱うこととなりますが、様々なサービスを1つの代理店でまとめて処理できる点で手間も省けます。
保険代理店を利用するデメリット
保険代理店を利用するデメリットは、ダイレクトに保険会社を利用した場合と比較して「割高」なことでしょう。
代理店は、販売手数料などの「手数料」で収益をあげているため、直売のダイレクト保険より高くなるのは仕方がありません。
また、幅広い商品を取り扱うがゆえに、スタッフの知識が未熟な場合もあります。
知識や経験不足により、あなたに合った保険を提案できないどころか、誤った組成をする人もいます。
中には、売上重視の代理店もありますから、慎重に検討しましょう。
保険代理店を利用する際の注意点
自分に合った代理店を見つけるには、「実績」「担当者」「口コミ」の3つを確認するのがオススメです。
営業年数が長く、顧客数が多いところは、営業年数が浅く、顧客数のさみしいところと比べれば信頼できるでしょう。
事業を継続するには、顧客からの支持・応援が不可欠ですからね💪
また、スタッフの勤続年数が浅い場合には要注意です。
短期間に多数のスタッフが入れ替わっている代理店の場合、あなたの納得がいく理由がない限り”難あり”と考えて間違いありません。
ノルマがきつかったり、営業スタイルに問題があることがほとんどです。
まとめ
信頼できる保険代理店が見つかったら、現在加入している保険の見直し、新規加入の相談をしてみましょう。
重複する内容があればカットし、必要なものは適切な範囲でカスタムしてくださいね。
他国に比べ、日本人は保険を掛けすぎている≒過剰防衛だといわれています。
それだけ真面目で堅実な方が多いということですが、そこにつけ込むような担当者にはお気を付け下さいね💦
この記事を書いた人は
ヲタク行政書士®榊原沙奈です。