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📻 音声で聴きたい方はこちら
記事を読む前に、音声でまとめを聴いてみたい方へ。
行政書士・沙奈が、実際のトラブル事例も含めて丁寧に解説しています。
通勤中や作業の合間に、耳からインプットしたい方におすすめです。
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はじめに
迷惑なダイレクトメールや不要な郵便物、あなたのポストにも届いていませんか?
この記事では、不要な郵便物の受取り拒否方法と、その際に注意すべきポイントをわかりやすく解説します。また、受取り拒否できない郵便物や、注意すべきケースについても紹介します。
※再生できない場合はこちらからご覧ください。
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郵便物の受取り拒否は可能?
結論から言うと、郵便物の受取り拒否は可能です。
重要なのは、『受け取った』とみなされるタイミングです。
郵便物は”開封”した時点で受取扱いとなるため、ポストに入った段階ではまだ拒否可能です。
📦郵便物の受取拒否方法
以下の手順で受取を拒否できます。
- メモや付せんに『受取拒絶』と記載し、署名または押印をする
- それを郵便物に貼る
- 郵便局へ持参、またはポストに投函
※封筒に直接『受取拒絶』と記載しても問題ありませんが、署名や押印は忘れずに。
拒否可能な郵便物の例
普通郵便の他、下記に該当する郵便物も受取を拒否することができます。
- 普通郵便
- はがき
- ゆうパック
- レターパック
- クリックポスト など
🚫 拒否できない郵便物
以下の郵便物は受取拒否ができません。
- 特別送達(裁判所などからの送達)
- 開封済みのもの
- 受領印またはサイン済みのもの
- 料金を支払って受け取ったもの
- 圧着はがき(目隠しシール)を開封したもの
※サインが必要な郵便(書留、ゆうパックなど)は、サインする前に『受取拒否』を申し出ましょう。
⚠️ 受取拒否の際の注意点
郵便物の受取を拒否する場合、下記の点に注意しましょう。
- 他の配送業者では方法が異なる
- 差出人に返送される
- 拒否の記載内容は差出人に届く
1.他の配送業者では方法が異なる
- 佐川急便やクロネコヤマトの場合、事前に配送業者へ連絡が必要です。
- 佐川はLINE通知で事前拒否が可能です。
2.差出人に返送される
- 受取拒否された郵便物は、差出人へ返送されます。
- この際、新たな送料が発生することはありませんが、もとの送料は返金されません。
差出人不明の場合:
- 郵便局が一度開封し、差出人を確認
- 特定できなければ3か月保管後に廃棄
3.拒否の記載内容は差出人に届く
- 『受取拒否』と署名・押印されたメモは、そのまま返送されるため、差出人は誰が拒否したかを把握できます。
- これにより送付が止まるケースもありますが、法的拘束力はありません。
✋ それでも届く場合は…
受取拒否をしても繰り返し届く場合は、差出人に直接『送らないでほしい』と伝えるのが最も効果的です。
迷惑行為が続くようでしたら、消費生活センターや弁護士への相談も視野に入れましょう。