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① はじめに — 生き方の話をしよう
私は、こう生きると決めました。
ヲタクであることも、行政書士であることも、その組み合わせすらも、全部“選んできた”道です。
この肩書きに、キャッチーな響きを持たせようと思ったわけじゃない。
他人に「わかりやすいね」と言われるために、自分を設計したわけでもない。
むしろ、「わかるぅ〜」で消費されるのがいちばんキツい。
それでもあえて言葉にするのは、信じていたいからです。
この人生が、たしかに自分で選び取ったものだったと。
この生き方が、誰かを守る強さに通じていると。
これは、戦略ではありません。
ただの“ブランディング”なら、もっと器用にやってる。
もっと波風立てずに、無難な選択肢もあったはずです。
しかし私は、選ばなかった。
なぜならこれは、私が選び続けてきた「在り方」だからです。
② 「ヲタク行政書士®」という肩書きの正体
「アニメ好きだから、ヲタク行政書士®を名乗っているの?」
——よく聞かれます。けれどそれは、だいぶ表面的な理解だと思うのです。
たしかに私はアニメが好きで、推しもいる。
でも、“ヲタク”という言葉を肩書きに入れた動機は、趣味をアピールしたかったからではありません。
私にとってのヲタクとは、一途で、偏っていて、探究心があって、何より、自分が心を動かされたものに対して誠実であろうとする人種のこと。
その姿勢こそが、私の根幹だと感じています。
だからこそ、自分の仕事の中でも「推せるもの」「信じられること」に対しては、全力を尽くす。
この“推す姿勢”を自分のあり方の中心に置いているからこそ、私は「ヲタク行政書士®」という名前を、商標にしてまで背負うことにしたのです。
誤解上等。
ただ、この肩書きはどこまでも自分の意志で選んだ名前です。
③ 「推す」という精神が、私の理念になった理由
“推す”という行為には、いろんな意味が詰まっています。
ただ応援するだけでも、ただ好きで眺めているだけでもない。ときに肯定し、ときに怒り、ときには泣きながら信じる。
見返りを求めず、ただ「その存在が前を向けるように」と祈る。
それが、私の思う“推す”という行動です。
だから私は、この精神をそのまま理念に組み込みました。
経営理念「Best Ally~最高の味方に」という言葉には、そんな思いが込められています。
しかし、“誰の味方でもなる”という意味ではありません。
私は、「推したい」と思える人の味方にしかならないと決めているのです。
これは線引きでも、拒絶でもありません。
ただ、私の本気は選び取ったものにしか注げないというだけ。
「推したい」と思える顧客を、私は全力で行政とつなげたい。
届けたい制度がある。守ってほしい価値がある。
その橋を架けるのが、私の役目だと思っています。
推しのために戦うあの感じ。その熱量のまま、私はあなたのお手伝いをさせていただきます。
④ 「最高の味方に」とは、誰の味方でもないということ
「最高の味方に」——この理念は、優しさの約束ではありません。
むしろ、覚悟の線引きだと思っています。
もちろん、相談には広く応じますが、誰の味方にもなれるわけではありません。
たとえ対価をいただいても、「推せない」と感じる人のために本気で動くことはできません。
仮に、推せない相手からお仕事をいただいても、私の行動は“業務”として成立するのみで、“味方”としては成立しません。
私が「推したい」と感じる相手にしか、私の“熱”は向かない。
その分、選び取った顧客に対しては、徹底的に味方でいようと決めています。
これは商売の話ではなく、生き方の話です。
だから、「最高の味方に」という理念の裏側には、「選び合う関係しか築かない」という、はっきりとした姿勢があります。
媚びない。迎合しない。でも、信じた相手にはとことん付き合う。
私はそのほうが誠実だと思っているのです。
⑤ アスカを語らない理由と、その距離感(修正版)
「どうしてアスカなんですか?」と聞かれることがあります。
これに対し、理由を語ろうとは思いません。
なぜなら、言葉にすれば”説明”にしかならず、単なる共感装置として消費されそうな気がするから。
アスカというキャラクターは、私の中に“居る”のです。
彼女の言動や在り方は、いつの間にか自分の軸の一部になっていました。
だからこそ、軽々しく口にしたくありません。
「アスカが好きなんですね?わかります!!」
そう言われた瞬間、私はきっと黙ってしまいます。
いまの私が語るべきは、“アスカ”ではなく“私自身”のこと。
私がどういう選択をし、どういう道を歩んできたかのほうがずっと重要だと考えています。
アスカを語らないのは、逃げでも飾りでもありません。
本当に信頼してくれている人なら、その沈黙の意味を、いずれ汲み取ってくれると信じているのです。
⑥ これは“戦略”じゃなく、“私が選んできた生き方”
マーケティングやブランディングではなく。
この肩書きや話し方、このスタンスも全部、「私がそう生きたい」と感じて選んできたものです。
わかりやすさや、売りやすさを追い求めたことはない。
むしろ、他人の正解に倣ってしまったら、自分の人生から自分がいなくなる。そう思いました。
だから私は、迂回ルートばかり通ってでも自分が信じられる形を選び続けました。
正直、不器用だと思います。けれど、後悔はありません。
「ヲタク行政書士®」という肩書きも、
「最高の味方に」という理念も、
誰かに言われて作ったんじゃない。
どれも私が、自分で選んだ生き方の一部です。
戦略ではない。これは、私の歩いてきた記録なのです。
⑦ おわりに|あなたに、私が理解できる?
表面だけをなぞり、「わかるぅ」と言われるのが最もキツい。
この感覚に少しでもザラリとしたものを感じてもらえるあなたとなら、対等に話ができるかもしれません。
わかってほしいと思わないわけではありません。
けれど、中身スカスカの相手に“わかる”という言葉で軽く包まれるくらいなら、届かないほうがマシ。
当ページは、理解されるために書いた文章ではありません。
「私はこういう在り方を選んで生きています」と、その事実を残すために書いた記録です。
わかっていただけたら嬉しいです。
しかし、それ以上に私は自分を信じていたい。だから、こうして言葉にしたのです。