0巻・過去編・渋谷事変から見る五条悟と夏油傑の関係性|愛とすれ違いの真実

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 五条悟と夏油傑。

 呪術廻戦のなかでもとりわけ強い絆で結ばれ、決別したこのふたりの関係は、多くの読者に「なぜ」を残します。

 なぜ、最強のコンビは同じ場所に立ち続けられなかったのか。
 なぜ、一緒にいようと言えなかったのか。

 本記事では、心理学の愛着スタイルを軸に、0巻・過去編・渋谷事変の流れを辿りながら、五条悟と夏油傑の関係が崩壊した真因を読み解きます。

 彼らの心の距離をあなたは、どう受け止めますか?

五条悟

肩書:演題最強の呪術師/六眼+無下限呪術の使い手

表層の特徴

  • クール、冗談で距離を取る
  • 誰にも頼らない、1人で出来る系
  • 感情表現が下手、自分の脆さは見せない

内面

  • 愛されることをどこかで諦めている
  • 本音を言うのが「重い」と思っている
  • しかし本当は、誰かにちゃんと受け止めて欲しい

作中行動の例

  • 「俺が最強だから」→防衛線
  • 夏油との関係も深く踏み込む前に距離をとった
  • 渋谷事変での「傑…会いたかったよ」に抑圧していた愛着欲求が滲む

夏油傑

肩書き:元呪術高専のエリート→呪詛師

表層の特徴(初期)

  • 感情を言語化できる
  • 人との関係を築くのがうまい
  • 高専時代は悟・家入と信頼関係が成り立っていた

表層の特徴(天内後)

  • 世界そのものが自分を理解しないと思い始める
  • 悟からの無関心(に見える態度)でさらに孤立

作中行動の例

  • 「私は呪術師だけの世界が見たい」=見捨てられ不安の裏返し
  • 自分の正しさを理解されない焦燥、そして見捨てられた感覚

愛着のすれ違いが生んだ悲劇

五条悟夏油傑
本音の出し方避ける/ふざける伝えようとするが受け止めてもらえず傷付く
信頼の築き方自分が最強であることが担保言葉と共感で築こうとする
崩壊のトリガー夏油が堕ちたこと
(自分の無力さの象徴)
悟に拒まれた/無視されたと感じたこと
別れの構図何も言わず手を下す何も言われずに見捨てられた

呪術廻戦0巻(百鬼夜行)

  • 舞台は本編より1年前
  • 主人公は乙骨憂太、夏油傑が敵として登場
  • 夏油の台詞「やはり私は、呪術師だけの世界が見たい」
  • 一般人に呪霊を放ち、選別を試みるという思想が明確化する
  • 五条が彼を「傑」と呼び、自ら手を下す

 五条は”親友を殺した男”になった。

 そして、夏油は最期まで五条にだけは本音を見せていた節があった。

 言葉にされぬ感情が行間でぶつかり合う終幕がエモい。

「過去編」(懐玉・玉折)

  • 舞台は高専時代/五条と夏油が「最強コンビ」だった頃
  • 任務を共にし、笑い合い、背中を預け合っていた
  • 天内理子を巡る任務の末、五条の価値観は超越的になり、夏油の価値観が人間的に分岐

 夏油は理子の死に対し、「自分の中の正しさ」を見失い、非術師の残酷さに絶望する。

 一方、五条は最強になった代償に感情を置いていく。

 このすれ違いが後の決裂の種となり、まさに玉が折れる編。

渋谷事変

  • 呪術廻戦最大の転換点
  • 五条は封印/夏油(?)再登場
  • 夏油は本物ではないと判明
  • それでもなお、五条は彼を見て「傑」と呼んだ

 夏油はもういないのに、五条は自分の手で殺したはずの親友の姿を見て、どこか嬉しそうな顔をしたように見える。

 それはもう、五条悟という男の限界であり、願いだった。

なぜ夏油は五条悟といられなかったのか

1.理想の正しさがすれ違ったから

 五条は、「強くなれば守れる」と思ったのに対し、夏油は、「世界そのものが間違っている」と考えた。

 その結果、

  • 五条:どんな世界でも俺が守る
  • 夏油:こんな世界で人を守ってどうする

 ふたりとも「人を守りたい」という願いは同じだったのに、その方法と視線の高さが真逆になってしまった。

2.非術師に対する絶望を共有できなかった

 夏油が墜ちたきっかけは、任務中に非術師の親から「呪術師なら娘が死んだのも当然」と冷たく言われたこと。

 非術師は、呪術師を使い捨ての便利屋としてしか見ない。

 そこで彼は壊れた。「人間なんて救う価値があるのか」と。

 しかし、五条は夏油のその傷に気づけず、触れることができなかった。

3.最強への嫉妬、劣等感があったから(暗黙の圧)

 夏油は優秀だったが、五条は圧倒的すぎた。

 並び立っているように見えるものの、五条が「最強」として覚醒してからは差が広がる一方だった。

 夏油はもう、「悟はもう私の届かないところに行ってしまった」と感じていた。

 つまり、「悟と傑」ではいられないと思ってしまった。

4.傑は悟に嫌われたくなかった

やっぱり、私は呪術師だけの世界が見たい。
…どうしたの、悟?

 この「どうしたの」にすべてが詰まっている。

 あのとき、五条が「一緒にいよう」と言ってくれていたら、夏油は引き返したかもしれない。

 けれど、五条は「お前はもうダメだ」という沈黙で答えた。

結論:いられないと信じてしまった

 五条は夏油を「救いたい」と思い、夏油は五条に「救われたかった」と思っていた。

 けれど、相手のために黙ることを選んだ結果、壊れたのがふたりの絆だった。

まとめ

  • 0巻で決別と最期
  • 過去編で絆とすれ違い
  • 渋谷事変で残響と未練

バラと牛乳と、わたしたちの家族:あたしンち劇場版に泣かされた夜

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 私は、「あたしンち」を毎日観ている。食事の支度中、あの家族がいつもいる。

 今日、「劇場版あたしンち 情熱のちょ~超能力♪母 大暴走!」を観て、いつもと同じ光景に笑いながらも、胸の奥がぎゅっと締め付けられた。

 母が変身し、バラが咲く。そのどれもがさみしさを抱えていて。

 調子に乗る母、怒るみかん、間に立つ父、困るユズヒコ。

 それは日常の延長のようでいて、気づけば「家族とはこういうものなのか」と考えさせられる。

 鈍く痛み、どこか懐かしい時間だった。

 今回は、いつもの”あたしンち”と少し異なる本作が見せた家族の矛盾と、その構造の描き方について書きたい。

母と娘はぶつかるが―

 本作のうち、印象的な朝がある。

 母が夜中に家を抜け出し、不良を”成敗”したうえ、自らの超能力を使って彼らの落書きを掃除した。

 その結果、夜が明けてしまったお母さんを待ち受けていたのはみかんだった。

 「なんで勝手なことするの!」
 「朝帰りなんて信じらんない!」

 次々と投げつけられる怒りの言葉。

 けれど本当は、みかんは怒っていない。寂しかったのではないか。

 自分に黙って外に出ていたこと、何もできず心配するしかなかった夜を。そして何より、自分の知らない場所でお母さんが何かをしていること。

 彼女はこれらの気持ちを、「怒る」という形でしか出すことができなかった。

 その結果、「お母さんがそのつもりなら私だって!」と思ってもいないことを口走る。

 高校2年生のみかんにとってはそれが精一杯の感情表現だったのだろうが、自分の存在価値を認めてほしい母に届かず彷徨うこととなった。

沈黙は「逃げ」ではない

 口論の最中、みかんは言った。

 「お父さんがどれだけ心配していたかわかっているのか」と。

 しかし、その言葉を聞いているお父さん本人は何も言わなかった。困ったように、ただそこにいる。

 普段ならぐっすり眠っている時間に、ずっと起きて帰りを待っていたのに。

 このシーンが心に残ったのは、お父さんがどちらかを肯定しようとしなかったからだ。

 みかんはただ、怒っているのではない。

 「なぜ心配させるのか」という気持ちを父の名に託し、ぶつけたのだ。

 自らの言動を母を責める形にされた父はただ、沈黙として引き受けていた。

 彼が何か言えば空気は変わっただろうが、それをすればどちらかを否定することになるだろう。

 だから黙って、そこに据わっていたのではないか。

 家族の中で何も言わぬことは、逃げではない。お父さんは単なる”寡黙な人”ではなく、家族のバランスを支える空白の芯なのだ。

ちゃんと見ていた

 この朝、終始沈黙していたのは父だけではない。ユズヒコもそうだ。

 みかんが怒鳴り、母が言い返し、父が沈黙を守る中で、ユズヒコはひと言も発しなかった。

 しかしそれは、何も考えていないからではない。むしろ彼は、いつも家族の全体を見ている。

 あたしンちという物語において、ユズヒコの立ち位置は絶妙だ。

 自分から積極的に場を動かすことはあまりないものの、みかんの言い分に頷き、母の言葉に首を傾げ、小さな仕草で今の空気を読みながらバランスを保っている。

 集団の中に1人はいる空気を壊さない存在。

 このような存在は、責任を問われることは少ないが、誰からも真正面で受け止めてもらえないことがある。声を上げないことがそのまま「無感情」なわけではないのに。

 けれど、本作での彼はヒーローだ。

 みかんが怒りに任せて部屋を飛び出そうとしたとき、母の力が暴走し、家族や家具が宙に浮かんで大混乱となる。

 その騒動を止めたのは、他でもないユズだった。

 父の足を掴み、ジャイアントスイングのように回して母に投げつけ、「これがホントの投げキッス」―。

 シリアスな場面がギャグに寝返り「ふふふ」と笑ってしまったが、家族を現実に戻す大事な一撃だったことに違いはない。

 ユズヒコという存在は、立花家最後の調整役なのかもしれない。

家族と社会での立場

 本作の中で、人の役割について考えさせられるシーンがある。

 たとえば、お母さんの場合。家庭内では太陽のような存在で、誰より行動的で感情がストレート。けれど、一歩外に出た途端、大人しくなる。

 超能力を手に入れ社会の役に立とうとしたのに、家族からは「外で超能力を使うな」と規制される。「母親はこうあるべき」という圧力と、母自身がもつ”期待を裏切りたくない”気持ちの板挟みが垣間見える。

 そして、お父さん。家では何もしないように見えるが、いざ「お父さんが心配していた」と引き合いに出されただけで、言葉に重みが出る。普段の沈黙の価値がここで発揮される。

 みかんは感情の矛先を間違えることもあるが、誰より家族の動きを察しており、母を”止める”役割を無意識に引受けている。その立ち回りは、反抗期の娘というひと言で片づけられることもある。

 ユズヒコの場合、何もしていないように見えるが、肝心な場面では誰より気転が利く。

 家庭内における役割と価値と、社会が与える評価とはまったく異なる。

 声を出した人、動いた人、見ていた人、支えていた人。

 それぞれが確かに何かをしているのに、ラベルを貼られた瞬間に歪む。

 あたしンちはそれを、笑える形で見せてくれることも多い。そのうえで、自分も誰かをそんな風に見ていたのではないかと気づかせてくれるのだ。

 おわりに:矛盾だらけ、それが家族なのかもしれない

 母が夜中に抜け出し、みかんが激怒し、父は黙り、ユズは投げキッスを仕掛ける。

 家族全員がちぐはぐで噛み合わず、しかしどこかではきちんと繋がっている。

 本作を観て笑い、何だか泣きたくなったのは、「家族はこんなにもぶつかって、それでも一緒に生きている」ことに気づいたからだと思う。

 怒って、泣いて、笑って、バラが咲き、牛乳を流し込む。そして最後には「おかえり」と「ただいま」がある。

 家族は、うまくいかない。だが、うまくいかないからこそ誰かが踏ん張り、黙って見守り、ふざけ、笑い合いながら元に戻る。

 あたしンちはそれを、「超能力」として描いた。

 とんでもない設定だが、私たちが忘れているふつうの家族のリアルが生きていた。 

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使わないのに飾ってるのはなぜ? ― グッズを並べる私たちの静かな理由

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 「どうしてグッズを飾るの?」ーこう尋ねられたことはありませんか?

 買っただけで満足。開封することなく、箱のまま棚に並べる。

 人によってはそれを、「もったいない」「意味がわからない」と言うけれど、あなたは分かっているはず。

 飾ることにはきちんと意味があるのだと。

 この記事では、グッズを「使わず、飾るだけ」にとどめる我々ヲタクの行動について、その奥にある心理や感覚を掘り下げようと思います。

そこに“いる”だけで、安心する

 自宅に迎えたグッズを、棚やデスクの上に並べる。そこに特別な理由はないものの、なんとなく視界の中に置いておきたい。そう思うことはありませんか?

 たとえば疲れた日、目が合うわけでも、何かを話しかけてくれるわけでもありませんが、推しのアクリルスタンドを見るだけですこし、呼吸が楽になる。

 そんな感覚に心当たりがある人もいるかもしれません。

 それはきっと、そこにいてくれること自体が安らぎや安心につながっているからではないでしょうか。

 使わない。触れない。しかし、大切にしている。

 「ただ飾っているだけ」ーそう見えるその行為が実は、静かな感情の支えとなっていることがあります。

「使わないの?」にうまく答えられない理由

 「それ使わないの?」「開けちゃえばいいのに」

 未開封のグッズを棚に並べているのを見て、こんな風に聞かれた事がある人もいるかと思います。

 発言者の多くは、悪気があるわけではないのでしょう。

 けれどその度に、うまく言葉にできずもやっとした気持ちだけが残ります。

 なぜなら我々にとっては、”飾ること”が既にゴールですから。迎えた瞬間から、本来の使い方をせずとも役目は果たしています。

 その姿がそこにあること。それだけで十分なのです。使わない=大事にしない。そうではありません。

 この感覚を持たない人に対し、言語だけで説明するのは骨が折れます。でもわかる人にはよくわかる。

 たとえば神棚に手を合わせることや、自分のために花を生ける行為に似ているかもしれません。

 誰に見せるわけでもなく、自分が過ごす空間を整えることで、自分の心に静かな秩序を生み出す。

 飾るという行為は、何かを祈るでも、誰に見せるでもなく、”この場所にいてほしい”という願いを形にしたものではないでしょうか。

 それは、生け花が「活けられた瞬間」に完成するように、グッズもまた、飾ったときに我々の感情の一部になるのです。

飾ることでなにが満たされるのか

 グッズを飾るのは、満たされない気持ちの裏返しなのかも知れません。

 それは、目立ちたがりなわけででも、誰に見せびらかしたいわけでもない。

 むしろ誰にも邪魔されず、自分の感情を整えるための行動に近いものです。

 たとえば、整えたグッズ棚を前に深呼吸するとき、「あぁ、自分の空間に帰ってきた」とホッとする。

 それは、混乱した心の輪郭を取り戻すような感覚に似ていませんか。

 飾ることは、単に趣味やコレクションにとどまるものではありません。日々の中で自分を支える「静かな習慣」でもあるのです。

「それって変かな」の答えは、既に決まっている

 グッズを飾るだけなのに、「こんなことで満足する自分はどうなのか」と思うことがあるかもしれません。

 周囲に同じような人がいなかったり、誰かに言われた一言が気になったり。

 けれど、思い出してください。

 そのグッズはあなたに、安心をもたらしてくれるものだったはず。静かに寄り添い、支えてくれる存在だったはずです。

 「飾るだけ」といいますが、それは決して中途半端な愛し方ではありません。自分の心を守る方法のひとつなのです。

 だから、飾ることを辞める必要はありません。

 未開封でも、未使用でも、そこに”いてくれる”ことできちんと役目を果たしている。

 あなたがそうする理由は、きちんと意味がある。

 もしも誰かに聞かれたら、こう答えるといいでしょう。

 「これが私にとって、いちばん大事な形なのです」と。

消費者が本当に望むもの:限定販売の心理と未来

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近年、限定商品やコラボレーション商品が消費者の注目を集め、企業にとってはマーケティング戦略の重要な一環となっている。しかし、こうした販売方法に対し、消費者心理に基づく複雑な問題が伴う。

どのような問題かと言うと、「公平性」と「特別感」のバランスだ。

消費者は、商品を手に入れるチャンスを平等に求める一方で、自分だけの特別な体験や商品を所有することにも強い魅力を感じる。

従来の販売方法として、抽選販売や先着順、数量限定などが一般的だったが、これらの手法はしばしば消費者の不満を引き起こすことがある。果たして、企業はどのようにしてこの「公平性」と「特別感」を同時に満たすことができるのだろうか。

当ページでは、未来の販売方法として注目される新しいアプローチを探り、消費者が求める理想的な購買体験とは何かを考察したい。

1. 限定品への熱狂とその影響

限定品への熱狂はどのように起きるのか、その影響と共に掘り下げる。

(1) 希少性の原理 (Scarcity Principle)

「希少性の原理」とは、消費者心理において強力な影響を与える要素の一つだ。この原理では、「希少なものは価値がある」と感じやすくなる。人は普段手に入らないものに対して欲求が強まり、限られた時間や数量にて提供されるものに、さらに魅力を感じる。

例えば、限定商品や数量限定のコラボ商品について、消費者はその希少さに引き寄せられる。特に、抽選販売のような「入手自体が難しい」ものには、より強く欲求が沸き起こる。

希少性が強調された結果、消費者は、「今手に入れなければ、二度と手に入らないかもしれない」という強迫観念に近い感情を抱くことがあり、購入の動機を強めることとなる。

(2) 所有欲と社会的証明 (Social Proof)

限定品には、所有による「社会的証明」や「優越感」が伴う。また、他者が同商品を持っているのを確認し、自分も手に入れることで仲間意識や「選ばれた」という感覚に陥ることもある。

例えば、人気アニメと有名チェーンとのコラボ商品の場合、所有自体がファンの証としての価値だと感じられることもあるだろう。SNS等で「自分も手に入れた」という投稿が増えることで、その商品を持つことが一種のステータスとなり、さらに多くの人が欲しがるようになる。

こうした社会的証明や所有欲がはたらくと、消費者は自分が持っているものに対し、より一層の価値を感じ、それを他者と共有したいと考えるようになる。

(3) 限定感と特別感

限定商品は、通常の商品と異なり、手に入れること自体がイベントや体験としての意味を持つ。ここで演出される特別感は、消費者の満足感や幸福感を高める要素となり得る。

限定品の発売日に並び、抽選に参加することで、消費者は入手までの過程を楽しむこともあるだろう。この過程が一つの思い出となり、購入後の満足度を高める効果もあるはずだ。

このように、限定商品による特別な体験は、購入者の商品への愛情を深める要因となる。そして、この体験が所有した瞬間の喜びを増幅させ、次回の限定商品への関心へと繋がるのだろう。

(4) 競争と優越性

抽選販売や先着順による限定販売の場合、消費者同士の競争が意識される。限定品の入手方法が競争に変わり、実際に購入した消費者は、自分を勝者だと認識する。

こうした競争の過程により、消費者は購入後も勝利を噛みしめ、商品への愛着を深める。

(5) 限定品の反響と転売市場

限定品に対する熱狂が過度に高まると、転売市場が活発化する。転売者は、希少価値の高い商品を高値で販売し、消費者が抱く「その商品を手に入れたい」という欲求をさらに煽る。これにより、需要と供給のバランスは崩れ、商品は入手困難となる。

先日、「マクドナルド×エヴァンゲリオンバリューセットフィギュア」の抽選結果発表があったが、さっそくフリマアプリで出品者が続出した。定価3,980円のところ、高いところでは7万円を超える高値がつくなど価格が高騰。

これに対し、購入できない人は怒りや不満を抱く一方で、購入できる人はその商品を手に入れることに対し、より価値を見出す理由となる。

なぜ、限定商品はこれほどの熱狂を生むのか。
企業や消費者にとって、本当に満足できる方法とは何かを考えます。


2. 限定販売の裏側 – 企業側の視点

限定販売の裏側には、企業側の戦略的な意図が隠れている。

本項では、企業が限定販売を採用する理由と、それに伴う課題を考える。


(1) 在庫管理とリスク回避

限定販売は、在庫管理のリスク軽減に有効である。特に、人気のある商品やコラボレーション商品の場合、需要の予測が難しい。この場合、過剰生産は売れ残りや在庫過多のリスクが生じるが、反対に、十分な在庫を持たないまま販売した場合、商品者の不満とブランドイメージの損失につながることがある。

これに対し、あらかじめ生産量を限定することで、過剰生産や売れ残りを避け、需要とバランスの取れた商品数の供給が可能となる。特定の数量を超えないようにすることは、商品の希少性を保つことにも繋がる。

特に、限定商品は「これを逃すと手に入らないかもしれない」という心理を引き出し、消費者の購買意欲を高めることから、企業では度々、「今すぐ購入しなければならない」状況を意図的に作出し、消費者に購買動機を持たせる。


(2) マーケティング効果の最大化

限定商品は話題性が高く、SNSでのシェアや口コミ、メディアに取り上げられやすくなる。これにより、ブランドの認知度と話題性を高められ、次回以降の販売についてもポジティブな影響を与えることがある。

具体的には、商品の発売時期を特定のタイミングに設定する、特定の条件下での販売は消費者の注目を集める。また、SNSでの拡散を狙い、発売前のティーザー広告や予告を行い、消費者の関心を引き付ける。

これに対し、消費者は、話題になっている商品を入手することで、自分もそのコミュニティの一員だと感じ、満足感を得られる。


(3) ブランド価値の向上

限定販売は、ブランド価値を高める強力な手段としても利用される。特に、高級ブランドやプレミアム商品の場合、限られた顧客に対し、「特別な価値」を提供するという特別感がある。こうした商品は、ブランドのエクスクルーシビティ(※「排他性」「独占性」の意味)を強調する役割を担い、消費者に「所有する価値」を感じさせる。

例えば、限定版の商品に通常と異なるデザインや機能を加え、その商品が他とは異なる特別な体験をもたらすことを消費者に認識させる。また、高価格帯の商品では、おのずと販売数を限定することとなり、ブランドの高級感や価値をさらに強調することができる。

これに対し、消費者は「特別である」という点に価値を感じ、その商品を手に入れることが社会的なステータスとなり、自己価値を高められると考える。限定品を持つことそのものがブランドの一部であることを示すのである。


(4) 需要のピークを見越した販売戦略

限定販売の実施は、企業にとって、商品の需要が高まるタイミングをコントロールする手段としても用いられる。特定のシーズンやイベントに合わせて販売することで、消費者が抱く期待感・欲求を最大化することにも役立つ。

季節限定やコラボ商品、イベントと連動した特別販売など、特定のイベントやタイミングにあわせた商品を限定的に販売することで、その瞬間需要を最大化する。また、公告やプロモーションを活用し、「いま買わなければ手に入らない」と感じさせることで、購買意欲を引き出す手法も度々みられる。

消費者からすると、限定商品の「一度きり」の販売機会を強調するのを受け、今すぐ購入しなければならないという焦燥感をあおられる。この感情が購買行動を後押しすることも多かろう。


(5) 顧客の期待感とロイヤルティの醸成

限定商品を提供することで、企業は顧客の期待感を高め、ファンを作り出すことができます。特に熱心なファン層に向けて、限定商品を販売することは、顧客ロイヤルティを高める戦略として有効です。次回の購入意欲やブランドに対する愛着を育てる効果があります。

  • 戦略: 既存の顧客層やファンに向けて、優先的に購入権を与える方法(例えば「会員限定」や「メール登録者優先」)を採用することで、顧客との関係を深めます。これにより、リピーターを増やすと同時に、新たなファン層を開拓することができます。
  • 消費者心理: 顧客は特別扱いをされることで、自分がブランドの一員であると感じ、ブランドに対する忠誠心や愛着が増します。この感情は次回以降の購買に繋がり、企業にとっても重要な資産となります。

(6) 転売市場と倫理的課題

もう一つ忘れてはならないのが転売問題である。特に、人気商品の発売は高値で転売しようと転売業者が群がる。企業にとって、こうした状況への対応は大きな課題だ。

消費者が購入した商品の転売で、本当に欲しい人が手に入れられないといった不満が生じると、ブランドへの信頼が損なわれる可能性がある。そのため、企業の管理能力が試され、公平な販売方法の確立が求められる。

転売を抑制するには、購入時の個人情報確認、購入制限を設けるといった方法が一般的だが、製品の所有権や使用制限を明記し、転売を防止する措置がとられることもある。


4. 未来の販売方法 – 消費者が求める公平性と特別感

消費者が求める公平性と特別感について、以下のように考察する。

(1) 公平性を保ちつつ特別感を提供する方法

消費者の望みは、「購入の可能性が平等であること」「他の顧客とは違う特別な体験をしたい」という相反するものだ。これを満たすには、どちらも犠牲にせず両立させる必要がある。

戦略1: ポイント制・ランダム抽選

ポイント制・ランダム抽選とは、特定条件を満たす消費者に対し、ポイントや特典を付与し、その中から抽選で賞品を提供する方法である。たとえば、購入履歴や会員ランクに応じたポイント付与を行い、これを使わなければ限定商品への抽選権が得られない仕組みとする。

この方法では、購入履歴や金額、会員ランクといった実績に基づく点で、全員に平等なチャンスがある。また、ランダム抽選やポイントによる選考は、特別な体験だと感じられる。

戦略2: 優先販売制度 (先着順/早期アクセス)

優先販売制度とは、あらかじめ策定した条件を満たす顧客に対し、販売開始前の先行アクセスを認める方法だ。この場合、特定の顧客に優遇措置をとりつつ、他の顧客にも平等にアクセスの機会を提供できる。

また、先着順やアクセス優先権は、事前登録という一定の手間をかけた顧客に公平なチャンスを与え、誰しもがその得点を得る可能性は持っている。

これにより、優先的な扱いを受けられる顧客は、「特別に扱われている」と感じることができるはずだ。

戦略3: 限定アクセス(時間帯限定販売)

時間帯限定販売とは、時間帯を限定して販売することで、その時間帯にアクセスできる人のみに商品を提供する方法だ。この場合、消費者はタイミングを重要視し、比較的参加が容易であるにもかかわらず、特別感を提供することができる。

時間帯は事前に通知することで、全員にアクセスの機会を提供できることから、購入できた者は「好機を逃さなかった」という達成感も得られる。


(2) デジタル化と公平性・特別感の融合

デジタル技術の進化により、より洗練された販売方法が可能になっている。これにより、消費者に公平感と特別感の同時提供へのハードルは低くなっている。

戦略4: ブロックチェーン技術(NFT)

ブロックチェーン技術による戦略として、商品購入時にNFT(ノン・ファジブル・トークン)を付与し、当該NFTを持つ顧客のみが特定の商品や特典を得られる仕組みを構築する。NFTとは、デジタル資産としての証明書を指し、所有者に特別なアクセス権を提供できる。

そのため、消費者にとっては所有者限定の特別な体験ができ、商品自体の価値を高めることにも繋がる。

戦略5: 顧客データ活用によるパーソナライズ販売

パーソナライズ販売とは、顧客の購入履歴や嗜好に基づき、個別にパーソナライズした限定商品の提案や販売を行う方法だ。特定の消費者に合わせることで、「自分だけに用意された」という特別感を演出することができる。

顧客データに基づいた当戦略によれば、公平性を損なうことなく、全ての消費者に一貫した機会を提供できる。


(3) 顧客参加型の販売方法

販売プロセスへの顧客参加は、特別感と公平性の提供方法として非常に効果的だと考える。

戦略6: コミュニティ参加型先行販売

コミュニティ参加型先行販売とは、販売の前段階において、商品のデザインや特典内容を消費者に開示し、受けたフィードバックに基づいた商品を販売する方法だ。

この際、コミュニティ全体に意見を求めることで全員に平等な参加機会を提供でき、彼らの意見を反映した商品販売が可能となる。参加した消費者は、商品に影響を与えたことで当事者意識を持つことができ、購買意欲の向上が期待できる。


(4) 将来の展望:公平性と特別感のバランスを取るための新しい方法

これからの販売方法について、テクノロジーの進化による革新が加速するものと考えられる。AIによる需要予測は精度を増し、ブロックチェーン技術やAR(拡張現実)、VR(仮想現実)を活用した購買体験が鍵を握るだろう。

戦略7: AR/VRを利用した仮想試着や体験

VR(仮想現実)において商品を体験できる機能を提供し、消費者に新たな購入体験を提供する。たとえば、仮想型のショッピングモールで限定商品を試着するほか、デジタル空間での商品体験を可能とするシステムだ。この方法なら、すべての消費者は平等に同じ体験ができ、実店舗に足を運ぶことなく特別な体験ができる。

【まとめ】課題解決案

筆者の考える課題解決案をまとめると、以下の通りだ。

  • 受注生産方式の導入
  • ポイント制抽選、購入履歴優先などの抽選方法
  • デジタル技術の活用

5. 結論: 消費体験をもっと楽しむために

消費者が本当に望むのは商品そのものではなく、購入を通した特別で楽しい体験だ。今後も、企業と顧客の双方が満足できる仕組みを共に検討する必要がある。

あなたが望む消費体験について、今一度考えてほしい。

エヴァ×GUコラボで気づいた、好きなものが仕事や勉強を後押しする理由

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エヴァンゲリオン×GUコラボで始まる、新しい日常

年末年始の楽しみといえば、「初売り」。だが、今年はその特別感がさらに増した。それは、待ちに待った「エヴァンゲリオン×GU」コラボアイテムの発売があったからだ。

引用元:GU公式|新世紀エヴァンゲリオン

このコラボは、実店舗だけでなく、オンラインストアと両方で販売されるとの情報を12月中に得ていた。この中にあった推しモデルが見逃せず、普段は縁のないGUのオンライン会員登録をしておいたほどの意気込みである。GUのアイテムを購入したのはこれが初めて。普段は馴染みがなく、正直に言えば、敬遠してきたGUだが、「エヴァ」の力は偉大だ。

どうしても推しのアイテムを手に入れたかった筆者は、発売当日に急ぎ注文ページを開いた。しかし、希望のサイズはすでに完売。悩みながら小さいサイズを選びつつも、「着られなかったら…」という不安を抱えながらの購入となった。

そして今日、その商品がついに手元に届いた。開封する前から顔がほころんでしまったのは言うまでもないが、実物を目にし、更に口元は緩んだ。デザイン、質感、サイズ感のすべてが期待以上。「買ってよかった」と心の底から思えるアイテムである。

エヴァンゲリオンとGUのコラボは、筆者にとって単なる買い物でなく、新たな世界への入り口であった。当ページでは、このコラボアイテムがもたらした「好きなものを日常に取り入れる楽しさ」についてお話ししたい。

好きなものが生むポジティブな効果

好きなものは、あなたに次のような効果をもたらすだろう。

  1. モチベーションの向上
  2. 気分転換とストレス解消
  3. 自己表現と誇り

1. モチベーションの向上

今回のエヴァンゲリオン×GUコラボでは、ブルゾン、Tシャツ、デニム、ソックス、ボディバッグの5点を購入した。その中で1番気にしていたのが、ブルゾンのサイズ感。オンライン購入で試着ができなかったため、フィット感に不安があった。

今回の購入品

とはいえ、このブルゾンを見た瞬間に、「袖を通さずとも、クローゼットにあるだけで気分が上がる」と感じた。お気に入りのアイテムが視界にあるだけで、毎日が特別な日だと感じられる。

さらに、GUの良心的な価格設定のおかげで、汚したらどうしよう等と心配することなく実際に使えるのも大きなポイントだ。お気に入りを普段使いできる安心感により、生活に溶け込ませやすくなる。

クローゼットを開くたびに、「いつ着ようか」と考える時間すらポジティブな気持ちにしてくれる。それだけで、毎日のモチベーションが少しずつ上がっていく気がするのだ。

好きなアイテムが日常に存在するだけで、我々の気分は簡単に変わる。これを利用すれば、大きな努力をせずともできる「小さなモチベーションアップ」の秘訣である。

筆者私物

2. 気分転換とストレス解消

忙しい毎日の中に好きなものがあると、心にリフレッシュ効果をもたらす。

たとえば、仕事で疲れ切った帰り道において、「あの洋服を着てのんびり過ごそう」と考えるだけで、重たい気持ちがほんのりと軽くなる。また、休日にこれらのアイテムを洗濯しているだけで、自然と心が満たされる。

日常では、成果や効率ばかりを優先し、自分の好きなものに目を向ける時間が減りがちだ。

しかし、好きなものは忙しい日々に大きな潤いを与えてくれる存在なのだと改めて気づいた。

引用元:GU公式|新世紀エヴァンゲリオン

3. 自己表現と誇り

エヴァンゲリオン×GUコラボアイテムを手に入れたことは、筆者にとって何かを「見せつける」ための行動ではない。他者からの評価や「どう思われるか」より大切なのは、推し活は筆者自身を喜ばせてくれるコンテンツである、という点である。

推しグッズやテーマカラーを身につけるとき、そこには特別な喜びがある。それは、推しと少しでも近いものを共有できているような感覚だ。

筆者にとって、推しグッズを選び、身につけることは、自己表現の一部でありながらも、更に個人的な意味を持つ。それは、自分自身が「好きなものに囲まれて生きる」ことへの誇り。好きなものがあるだけで、生活は少しずつ豊かになり、心が満たされていく。

結局、エヴァは自分のためのもの。推しと共にあることで自分を肯定できる、その感覚こそが何よりも大切なのだ。

Tシャツを除いたアイテムを試着してみた

好きなものを取り入れてみよう

1. 好きなものを探す時間を作ってみる

最近、自分の好きなものについてじっくり考えたことはあるだろうか。子どもの頃は夢中になったアニメやゲーム、大好きだったアイドル、集めていたフィギュア

しかし、社会人になるとどうしても時間やタスクに追われ、そういうものから距離を置きがちだ。

今、少しだけ時間を作り、自分の「本当に好きなもの」を思い出してみてはいかがだろうか。それが、日常の中にちょっとした楽しみを取り戻す第一歩になるかもしれない。

ボディバッグとブルゾン

2. 小さな一歩を踏み出してみる

思い出した好きなものを、まずは手軽な形で生活に取り入れてみよう。例えば、次のようなアクションが考えられる。

  1. GUやUNIQLOなど、手ごろなブランドで好きな作品とのコラボアイテムを探す
  2. 自宅や職場に飾れる、又は使用できるフィギュアや実用的なアイテムを手に入れる
  3. スマホのホーム画面やPCの壁紙を好きなキャラクターや景色に設定する など

どれも小さなことだが、あなたの「好き」を視界に入れているだけで、日常が少しずつ明るくなるはずだ。

ぷちえう゛ぁ

3. 好きなものをシェアする

次に、好きなものについて話す機会を作ってみる。

家族や同僚、友人と共有すると、共通の話題が意外と見つかり盛り上がることがある。

たとえば、好きなものについて話すだけで、「実は自分も」と共感してくれる人が見つかることがある。好きなものを通したコミュニケーションは気持ちを前向きにし、想像を上回る効果をもたらしてくれる。

ブルゾン一部

4. 好きなものを通じて自分を労わる

忙しい日々の中で、意図的に好きなものに触れる時間を作ることは、「自分を労わる事」に通ずる。

  1. 休日の朝、好きな作品のアイテムを身に着ける、又は眺め、ゆっくりコーヒーを飲む
  2. 好きな作品を流し、時間を気にせず過ごす
  3. 視界に入れるだけで元気がもらえるアイテムをバッグに忍ばせる など

好きなものを楽しむことは「自分らしさ」を思い出す時間であり、自分自身を大切にするための方法だ。

参考:ブルゾン袖丈/筆者 身長167㎝(メンズS着用)

5. 小さな挑戦を通じて自分をアップデート

最後に。

あなたが1番好きなものが、少しだけ生活をポジティブに変えてくれるとしたら?

今日から、あなたの好きなものを日常に取り入れる小さな挑戦を始めてみてはいかがだろう。

その1歩があなたの日々をより楽しく、心地よいものに変えてくれるかもしれない。

参考:ブルゾン裾丈/筆者 身長167㎝・メンズS着用

好きなものを日常に取り入れてみよう

日常生活の中で、我々は忙しさや義務感に追われ、「好きなもの」を後回しにしがちだ。しかし、ほんの少しでも好きなものを取り入れると、毎日が少し豊かになるように感じる。

エヴァンゲリオンの洋服は、単なる服にとどまらず、幸せなあの頃を思い出させてくれる。それを身に着ける度に、日常の小さな喜びや自分自身への肯定感を取り戻せる気がしている。

我々の人生は、小さなきっかけの積み重ねでできている。好きなものを大切にすることは、自らを労わり、心に余裕を持つためのシンプルかつ効果的な方法である。

Tシャツ

今日から小さな1歩を

あなたにとっての「好きなもの」は何か。

それを思い出し、ほんの少しだけ生活の中に取り入れてほしい。

好きなものに触れることで、疲れた心がほぐれ、何気ない日常が少し特別に感じられるはずだ。

はじめは些細なことで構わない。好きなアイテムを手に入れる、過去の思い出を振り返る、共感できる仲間を見つける。どれもあなたの日常をポジティブに変える1歩になるだろう。

デニム

好きなものが日常を変える

「好きなもの」を見つけること、それを楽しむことは、人生を良い方向に変える大切な要素だ。

今日からあなたも好きなものを通じ、ちょっとした幸福感を手に入れてみてはいかがだろうか。

ジブリ作品「となりのトトロ」に学ぶ!共感力とリーダーシップの秘密を徹底解説

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「トトロ的思考」で心の余裕を取り戻す:ストレス社会への処方箋

日々のタスクに追われ、「心がガサついている」と感じることはないだろうか。

立ち止まる余裕を失いがちな40代のビジネスパーソンにお勧めしたいのが、ジブリ作品『となりのトトロ』だ。

子ども向けアニメが自分に関係あるわけないでしょ

こう思われるかもしれない。しかし、当作品には仕事や日常生活に活かせるヒントが詰まっている。

例えば、トトロと子どもたちとの交流では「共感力」の大切さが描かれているし、迷子になったメイを探すサツキの行動から「リーダーシップ」や「危機管理能力」を学ぶこともできる。

そして何より、当作品を通し、多忙な生活に埋もれ見失いがちな心の余裕と創造性を取り戻すきっかけになる可能性も否定できない。

そんな大げさな…

と思うあなたにこそ、当ページを読んでほしい。トトロの世界観はあなたの仕事と人生に、新たな気づきをもたらしてくれるかもしれない。

1. 共感力と人間関係の構築

サツキとメイがトトロや森の生き物たちと接する中で見せる姿勢は、現代のビジネスで重要視される共感力を象徴している。

(1)未知のモノに抱く不安と恐怖

人間は、本能レベルで未知の存在や状況に直面に対し、不安や恐怖を感じる。これは、自己防衛のために進化してきた自然な反応である。たとえば、以下のような場面が典型的だろう。

仕事新しい技術、役割に対する抵抗感、変化に対し不安を抱く
日常生活見知らぬ人や文化への不安と不信感

こうした反応は、リスク回避の利点をもつ一方で、新たな機会を逃す原因になることもある。恐怖や不安に囚われすぎた結果、挑戦を避け、成長機会を失うことはデメリットといえるだろう。

(2)サツキとメイの反応:未知のモノへの“オープンマインド”

一方、「となりのトトロ」に登場するサツキとメイは、未知の存在”トトロ”に対し、恐れるどころか興味を持ち、親しみを込め積極的に接している。

メイ怖がるより興味深く観察した後、自然に接触を試みる
サツキ未知の存在を信頼し、トトロや猫バスと協力して困難を乗り越えることで自らの世界を拡充

(3)対比から導き出されるビジネスへの応用

これらを踏まえ、ビジネスシーンで下記の応用例が考えられる。

1未知の存在への好奇心新たな技術やトレンドに対し、不安より好奇心を大切にチャレンジする
→AI等のデジタルツール導入時において、「自分には無理」と決めつけることなく、「どう活用できるか」を考える
2柔軟性をもつことの大切さ新しいメンバー、パートナーとの仕事において、相手を疑うより信頼して関係を築く
3不安をチャンスに変換する思考新しいポジションやプロジェクトに不安を抱くとき、自分を試すチャンスと捉える

(4)「トトロ的思考」で未知を味方に

サツキとメイの行動に共通するのは、「未知のモノを否定せず、好奇心と柔軟性を持って接する」という姿勢だ。この考え方は、恐怖や不安を伴う現代のビジネスシーンにこそ求められ、大きな武器となる。

2. リーダーシップと危機管理能力

(1)サツキのリーダーシップの特徴

サツキは、入院する母親と忙しい父に代わり、幼い妹(メイ)の面倒を見ながら家事や学校生活もこなしている。この状況下で彼女のリーダーシップが際立つ場面は次の通りだ。

  • 状況判断と優先順位付け
  • 共感を軸とするフォロー

状況判断と優先順位付け

サツキは、妹メイが迷子になったとき、感情的になりすぎることなく周囲に助けを求め、迅速に行動する。彼女は問題を冷静に分析し、猫バスという異質な存在を頼る選択をした。

ビジネスにおいて、リーダーは多くのタスクが同時進行する中で、冷静に優先順位を決定する力を求められる。サツキのように、最重要課題を迅速に決定・集中し、適切な支援を求めることが成功の可能性を限りなく高めることになる。

共感を軸とするフォロー

サツキは妹の気持ちに寄り添いながら、適切に導いている。

たとえば、メイが母親に会いたいと泣き出したとき、その感情を否定することなく受け止めつつ、次の行動を冷静に促した。

これをビジネスに置き換えると、チームメンバーの感情に寄り添い、信頼関係を築くことでモチベーションを引き出し、チーム全体を正しい方向に導く重要な要素といえる。

(2)危機管理能力の発揮:トトロと猫バスに助けを求める勇気

サツキがトトロに助けを求める行為は、一般的な危機管理の枠を超えた柔軟性を象徴している。通常であれば大人に頼るべき状況だが、彼女は「自分が最も信じられるリソース」に着目し、猫バスを使って迅速に妹を探し始める。

  • 柔軟なリソース管理
  • 行動力と決断力

柔軟なリソース管理

サツキは、トトロという未知の存在に対し、不安を抱くどころか信じて行動することで問題解決に至った。

これは、ビジネスにおける危機管理において、固定観念に囚われず、普段使わない方法やツール、新しいテクノロジーの積極的導入による困難の突破に通ずるところがある。

行動力と決断力

サツキは即行動に移し、周囲を適切に巻き込みながら状況を打開した。リスクを計算しすぎることなく、まず動くことにより得られる可能性を信じて進んだ。

ビジネスでの危機的な状況では、スピード感を持った意思決定が重要だ。情報が完全に揃わぬ状況でも、サツキのようにリスクを受け入れながら最善の行動を取ることがリーダーの役割である。

3. チームを活かすリーダーシップのモデル

(1)信頼と共感を基盤とする関係構築

【行動例】サツキがトトロや猫バスに助けを求める

はじめに、サツキはトトロという未知の存在に警戒心を持つことなく、純粋に「友達になりたい」という気持ちで接する。現代で考えるとやや無防備に思え、見ている側が不安になるものの、この信頼関係こそが、後にトトロと猫バスが協力する大きな理由となった。

ビジネスに置き換えると、リーダーがチームのメンバーを信頼し、その能力や感情を理解・共感を示すことに繋がる。これによりメンバーはリーダーに心を開きやすくなり、「信頼の連鎖」がチーム全体の結束力を生む。

【ポイント1】未知を信じる

サツキには、勝算や客観的な根拠のない状態でも、「彼なら助けてくれる」という直感を信じた。

チームにおいても、リーダーがメンバーの潜在能力や未知のスキルと可能性を信じ、機会を与えることで成長を促すことができる。

【ポイント2】「個」を尊重する

トトロに対し、サツキは命令するのではなく「お願い」という形で協力を求めた。

メンバーに対しても「協力してほしい」と目線を合わせ、対等な姿勢を示すことで良好な関係を築くのに有効だ。

(2)適材適所の判断力

行動例】猫バスを活用した効率的な捜索方法

メイが迷子になった際、自分1人で探すのではなく、他者に助けを求め、最終的に猫バスを頼るのが迅速であると判断した。猫バスはその要望に応え、持ち前の洞察力と速度を活かしてメイを見つけ出す。

ビジネスシーンでは、硬直的な判断基準を用いるより、メンバーそれぞれの強みを理解し、その能力を最大限に活かす役割分担が重要である。

ポイント1】スキルの棚卸し

チームメンバーの強みや得意分野の把握は、いざというときの迅速な割り振りを可能とする。

例えば、データ分析が得意なメンバーに分析業務、コミュニケーション力の高いメンバーに交渉業務を任せる等がこれに該当する。

【ポイント2】リソースを活かす視点

猫バス最大の能力である移動速度と方向感覚の自由度をサツキは最大限活用した。これにならい、ツールや外部リソースまで広く含め、柔軟な戦略を講ずる発想・視点がリーダーには求められる。

リソースを最大限に活かすには、「人」、「ツール」、「時間」、「環境」といった各要素を的確に把握し、柔軟に組み合わせなければならない。リーダーの役割は、これらのリソースを活用できる状況を整え、チーム全体が最高のパフォーマンスを発揮できるよう導くことである。

具体的には、多国籍チームの編成、AIツールの導入、フレキシブルオフィス導入による作業効率の向上、パートナー企業との連携などが考えられる。

(3)適格な意思決定と迅速な行動

【ポイント1】不確実性の中でも状況を正確に把握する

初めてメイがトトロを発見したとき、彼女は未知の存在に臆さず、好奇心を持って接触。トトロというリソースが危険ではないことを的確に判断し、直感的な決断を下したことにより、物語は進展する。

これをビジネスシーンに当てはめると、未知の状況・市場に対し、不安で立ち止まるのではなく、まずはデータや経験則に基づきリスク評価を行うことが該当するのではないだろうか。

【ポイント2】優先順位を明確にする

メイが迷子になったとき、サツキの最優先事項は「メイの発見」とし、近隣住民に助けを求めただけでなく、トトロの力を借りるため迅速に行動した。彼女の冷静な判断と行動力が、結果として最善だった。

プロジェクトでは予期せぬ問題が頻出するが、何を優先すべきか迅速に決定し、チームを導くリーダーシップが必要だ。

【ポイント3】他者を巻き込む力

サツキは自分だけで抱え込まず、周囲に助けを求めた。これによりメイ救出へとつながった。リーダーにも、サツキと同じように他者の力を引き出すスキルが必要だ。

例えば、緊急の課題に対し、外部の専門家やサポートチームを巻き込み効率化を図るといった流れはこれに該当するだろう。他人の手を借りる事は決して他力本願なわけではない。

(4)信頼と感謝の文化を育む

【ポイント1】感謝が生む良循環

サツキとメイがトトロにどんぐりを返しに行く場面は、トトロの善意に対する感謝を表す。このことが直接的な要因と断定するのは難しいかもしれないが、トトロからのサポートを引き出すきっかけの一部となったのは間違いないだろう。

職場において、小さな協力やサポートに対し感謝を表すと、相手のモチベーションを高めることとなり、更なる協力を促せるかもしれない。たとえば、「ありがとう」と日常的に感謝の言葉を使うと、良好な関係の土台となるだろう。

【ポイント2】感謝は文化として根付かせる

日下部家っでは、互いに助け合い、感謝の言葉を忘れない。これが家庭内の温かく穏やかな雰囲気を作り出している。

ビジネスにおいても、チーム全体で感謝を共有する文化を育むため、定期にサンクスカードを交換したり、個々の成果を称賛する仕組みを取り入れると効果的だろう。

【ポイント3】長期的な協力関係の形成

サツキとメイ、トトロとの交流は、一時的なものに終わらず、物語を通じて持続的に助け合いが行われる。ここでの絆は、信頼と感謝が基盤となっている。

職場でも、信頼と感謝が根付いていれば短期的成果に追われることなく、長期的な協力体制を築くこととなる。こうした関係は困難を乗り越えやすくし、メンバー同士の成長にも有効である。

【ポイント4】村全体の助け合い

メイを探す場面では、村人たちが協力して問題解決にあたる。こうしたコミュニティ単位の助け合いの精神は、信頼と感謝により成立している。

ビジネスでも、個人プレーではなく、チームで動く意識を高めるために、「成果はチーム全体のもの」という意識を浸透させるとより高い目標をクリアしていけるはずだ。

(5)サツキのリーダーシップと危機管理能力から学ぶこと

『となりのトトロ』におけるサツキの姿は、リーダーとしての在り方、危機的状況への対処法を教えてくれる。彼女の「柔軟な思考」、「迅速な行動」、「信頼の構築」は、ビジネスでもじゅうぶん応用可能な普遍的スキルといえる。

あなたが仕事やプロジェクトで困難に直面したときは、「サツキならどうするか?」と自問してみるといいだろう。その答えはきっと、トトロの森に隠されているのである。


3. 自然との共存と持続可能性

「となりのトトロ」では、人間と自然が調和して暮らす姿が描かれている。これは、持続可能なビジネス運営や環境意識を高める教訓となる。

(1)自然を尊重する心

トトロの住む森を大切にするサツキたちの姿勢は、自然との共存について、その重要性を教えてくれる。企業活動においても、環境保護やサステナブルな取り組みが求められている。

たとえば、資源の無駄遣いを減したり、環境に配慮した製品・サービスの提供は、長期的に信頼される企業づくりに繋がるだろう。

昔ながらの田園風景や風の吹き抜ける音、雨露が葉を叩く音など、自然の描写が美しい作品ですから、日常で忘れがちな自然との調和を思い出させてくれるはずです。

4. 柔軟な思考とイノベーション

トトロや猫バスなどの非現実的な存在に対し、サツキとメイは疑わず受け入れる。この柔軟さは、ビジネスにおけるイノベーションに通ずる。

(1)常識にとらわれない発想

「となりのトトロ」の世界観は、現実に存在しないものを創造する力に満ちている。しかし、そうした設定を素直に受け入れることで、物語に深く没入することができた。

現実世界でも、新たなアイデアや技術は、はじめのうちは「非現実的」だと笑われがちだが、その可能性を信じて実現する力が、革新的な技術を生み出す。常識に囚われない柔軟な発想なく、未来を切り開くのは難しいだろう。

5. 家族やコミュニティの重要性

「となりのトトロ」では、家族愛や地域コミュニティでの支え合いの姿勢が色濃い。ビジネスの場でも、チームや組織を大切にすることは成功の鍵となり得る。

日下部家を優しく支えてくれる”おばあちゃん”は、サツキやメイの親族ではなく、赤の他人である。しかし、子どもたちを優しく見守り、何かと世話を焼いてくれるだけでなく、我が子のようにかわいがる姿も印象的だ。

職場もまた、閉鎖的かつ小さなコミュニティであり、助け合いが不可欠だ。困ったときには手を差し伸べる風土を育て、チーム全体のパフォーマンスや絆を深めることが、結果として組織全体の大きな成長へとつながっていく。

「時代が違う」と最初から突っぱねるより、今できることを根気強く続けてみましょう。

「となりのトトロ」に学ぶ共感力とリーダーシップ術まとめ

「となりのトトロ」は一見ファンタジーのようだが、そこにあるテーマや描写から、ビジネスに通じる多くの教訓を得られる。サツキとメイの行動力や共感力、自然との調和、コミュニティの支え合いなど、現代のビジネスにおいても活用できるヒントが散りばめられている。

映画を観ながら、私たちの仕事や生活にも活かせる要素を探す視点を持つことで、新たな気づきを得られるはずだ。

エヴァ好きが静岡大博覧会に潜入!心臓を打ち抜かれる展示体験

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はじめに

ぐーてんもるげん。エヴァファンの皆様、ごきげんよう。

先日、静岡県清水市で開催している「エヴァ大博覧会」を訪れた。

当博覧会では、貴重なフィギュアや限定グッズが勢ぞろいしており、会場に足を踏み入れる前からエヴァの世界を感じられ、まさにATフィールド全開であった。

当ページでは、筆者撮影の写真と共に、印象的だった展示と会場の雰囲気をお伝えする。

既にエヴァをご存じの方も、未履修の方も、当博覧会を楽しむヒントが詰まった内容となっているため、最後までお付き合いください。

エヴァファンの方には拙く、写真家の方からすると酷い記事及び写真であろうが、暖かく見守っていただけると幸いである。

エヴァ大博覧会の概要

エヴァ大博覧会の概要は、下記の通り。

イベント名EVANGELION CROSSING EXPO
―エヴァンゲリオン大博覧会―
開催場所〒424-0823
静岡県静岡市清水区島崎町214
静岡市清水文化会館マリナート1階ギャラリー
開催期間2024年12月20日(金)~2025年1月26日(日)
※12月31日(火)、1月20日(月)は休館※
開催時間10:00~17:00
※最終入場は16:30まで
料金一般・大学生:1,800円
中高生:1,200円
小学生:500円
※未就学児は無料
※中高生の場合、生徒手帳または学生証の提示が必要
※障害者割引として、付添1名無料(本人は通常料金)
チケット情報【当日券】
静岡市清水文化会館マリナート 受付窓口
公式サイトhttps://eva-x-expo.exhibit.jp/
地図

※開催内容が記載から変更となっている場合があるため、最新情報について公式HP等でご確認ください。

エヴァ大博覧会 開催の目的

エヴァ大博覧会の目的について、下記の通り推察する。

  1. エヴァンゲリオンの歴史と魅力を伝える
  2. ファンとのつながりを深める
  3. 新しい世代に向けエヴァの魅力を発信

(1)エヴァンゲリオンの歴史と魅力を伝える

新世紀エヴァンゲリオンシリーズは、1995年の放送開始から世界中で多くのファンを魅了してきた。

当博覧会では、テレビシリーズと劇場版に関連するグッズを展示し、歴史を振り返る機会を提供している。

(2)ファンとのつながりを深める特別なイベント

当博覧会において、エヴァンゲリオンの世界観を深く体験できる展示や、ここでしか見られないレアアイテムを通じ、ファンとの一体感を生み出す目的もあるものと推察する。

(3)新しい世代に向けエヴァの魅力を発信

当博覧会では、エヴァンゲリオンのストーリーや制作の裏側を明かすものではなく、あくまで関連グッズを展示するものである。

これにより、長年愛してきた往年のファンだけでなく、その魅力を次世代へとつなぐため、まだエヴァを知らない層や若い世代にも楽しめる構成となっている。

エヴァ大博覧会の見どころ

当博覧会の見どころについて、下記にまとめる。

  1. 貴重な展示品
  2. 会場限定の映像体験
  3. 限定グッズの販売

(1)貴重な展示品

エヴァ・インフォメーションでは、下記のようなPR文が掲載されている。

展示総数約4000点!イベント限定グッズも販売!大ヒットアニメ「エヴァンゲリオン」が25年以上の歳月をかけて築き上げてきた、フィギュアやアパレル、地域限定イベントから様々なコラボレーション企画まで。作品を超えて広がり、愛され続けるエヴァの魅力を「モノ」と「コト」から紐解きます。

出典:ついにエヴァ博が静岡に襲来!2025年1月26日(日)まで清水マリナートで好評開催中!

作品自体を掘り下げるのではなく、エヴァに関するモノとコトからその魅力を紐解くとする当博覧会。

エヴァンゲリオン公式だけでなく、各社とのコラボにより原作と異なる視点で描かれたキャラクター、メカニックが新たな魅力を引き出している。

特に面白かったのは非公式であったファンアートを公式が認定し、実際に商品化したというアイテム。

自らの作品が公式に認められただけでなく、商品化されるという奇跡を起こしたクリエイターはまさしく「神話」になったのではないだろうか。

(2)会場限定の映像体験

会場の一角にずらりと並んだパチンコ・スロットの筐体では、随時動画が流れている。

ギャンブル未履修の筆者に詳細な解説は困難だが、当エリアのみ動画撮影が許容され、数多くのファンが動画撮影に励む様子が見られた。

飛び出る綾波

(3)限定グッズの販売

展示会場と別に設けられた物販ブースでは、エヴァンゲリオン公式ストア「EVANGELION STORE」が出店している。

ストア限定アイテムやコラボレーション商品、会場限定商品など貴重なアイテムが並んでいたが、在庫は心もとない印象を受けた。

引用元:EVA INFO
引用元:EVA INFO

静岡会場限定アイテムはいずれも、数量限定で無くなり次第終了となる。

【物販】静岡会場限定アイテム

(1)8の字限定8号機 デザイン缶、8の字限定マリ デザイン缶

・価 格:各1,200円(税込)
・コラボ:カクゼン桑名屋

引用元:EVA INFO

静岡の銘菓「8の字クッキー」をマリの8号機にちなみ、彼女のラベル缶で販売。サクッと口どけの良い定番の8の字(プレーン)を2種類のデザイン缶に詰め込んだという。

言わずもがな、食後は缶を小物入れ等に使用することも👌

余談だが、8号機デザインについては、以前開催された「エヴァンゲリオン展 VISUAL WORKS 静岡」にて限定販売されたものの復刻版だそうだ。

会場の展示エリアにおいて、当時の8号機デザイン缶が展示されていたのではと見返したが、見つけられなかった。

(2)正雪特別本醸造720㎖ エヴァンゲリオン大博覧会 初号機ラベル、正雪特別本醸造720㎖ エヴァンゲリオン大博覧会 8号機ラベル

・価 格:各2,000円(税込)
・コラボ:神沢川酒造場

引用元:EVA INFO
引用元:EVA INFO

ほのかに香る爽やかな吟醸香とすっきりとした味わい、切れ上がるような余韻が印象的な1本。

駿河の国・東海道の銘酒蔵「神沢川酒造場」より「正雪」がエヴァ仕様ラベルで再登場リエントリー

初号機・8号機の2種類について、初号機は「エヴァンゲリオン展 VISUAL WORKS 静岡」で限定販売されたものをリニューアルしたそうだ。

ただし、未成年者は購入できない点に注意してほしい

(3)うるしのフリープレート 黒、赤

・価 格:各22,000円(税込)
・コラボ:鳥羽漆芸

引用元:EVA INFO
引用元:EVA INFO

江戸時代より連綿と続く駿河漆器の技術と、現代のレーザー加工技術を融合させた漆塗のプレートを静岡会場開催を記念し、エヴァ仕様に仕上げたという。

カラーは黒、赤の2色展開。

(4)エヴァンゲリオン墨流し下駄 -初号機-

・価 格:35,200円(税込/送料込)
・コラボ:水鳥工業

引用元:EVA INFO
引用元:EVA INFO

静岡の地場産業である「下駄」を世界に発信する「mizutori」より、静岡の技術を結集させた「墨流し下駄」は、職人が1点1点丁寧に作り込み、世界でたった1つの模様を生み出す墨流しにより初号機を表現したものだ。

鼻緒に「EVANGELION」の刻印をあしらい、しずおか産ひのきの木目との調和が美しい下駄である。

開場に現物が展示され、完全受注販売とのこと。

1/10(金)~26(日)までの期間はみずとりウェブショップでも、数量限定にて受注受付中。

注文件数に上限を設けているそうなので、狙っている方はお早めに…🙏

【食事】コラボメニュー

(1)アスカとマリの赤富士丼

・価 格:アスカとマリの赤富士丼 1,800円(税込 )
・コラボ:宮本商店

展覧会会場(静岡市清水文化会館マリナート)からすぐそば、清水魚市場「河岸の市」内にある「みやもと河岸の市店」にて、静岡会場限定の展覧会コラボメニューを販売中。

アスカとマリをモチーフにした色鮮やかで新鮮なマグロ丼と、冷たく爽やかで気持ちよく覚醒できる初号機ソーダを楽しむことができる。

引用元:EVA INFO

(2)覚醒 初号機ソーダ

・価 格:600円(税込)
・コラボ:宮本商店

引用元:EVA INFO

河岸の市へのアクセスはこちら:清水魚市場 河岸の市
店舗営業日と販売時間についてはこちら:Blog | 宮本商店 ホームページ

※河岸の市店が休業日の場合、河岸の市隣接の「宮本商店」(姉妹店)でもコラボメニューを販売中。
※12/31、1/1は両店舗とも休業日のためコラボメニューの販売はなし。

エヴァ大博覧会を訪れた理由

今回筆者が当博覧会を訪れた理由は、下記3つにまとめられる。

  1. 作品愛と敬意を表する機会
  2. 貴重な展示品への興味関心
  3. ファンとしての経験共有

1.作品愛と敬意を表する機会

新世紀エヴァンゲリオンは、筆者にとって単なるアニメ作品を超えた存在だ。

哲学的かつ意味不明なテーマと緻密なキャラクター描写、独特な世界観に対し、常に新しい発見がある。

当博覧会は、これらを断片的にでも感じられる場と考え、参戦を決意した。

2.貴重な展示品への興味関心

これまでに発売されたグッズや各企業とのコラボレーションアイテムを知ることは、推しグッズ収集という私欲を肥やすための絶好の機会である。

自らを喜ばせるだけの趣味であり、他者と比べるものではないが、できる限り推しに関するモノやコトに触れ、更に身近に感じたいのだ。

3.ファンとしての経験共有

会場にはエヴァファンが集うことが予測され、それぞれの熱量で作品を愛する人々と接近することも楽しみの1つだった。

通常、他のファンと感想を共有したり、何らかのコミュニケーションをとることは希望しないが、推しのことを客観的視点を経由して知る素晴らしい機会と考えたのである。

エヴァ大博覧会に対し、
(1)新たな発見と驚き
(2)エヴァという世界への没入体験
(3)未知のアイテムやグッズとの出会い
(4)筆者自身のリフレッシュと刺激
を求めていたように思います。

会場の雰囲気

エヴァ大博覧会の会場について、外観はよくある公共施設であるが、会場前からちらりと見える特大初号機の頭部や無数のポスターにより、独特の高揚感を味わうことができる。

1.入口から広がる世界観

会場に足を踏み入れると、左手から巨大なカヲル君のパネルが出迎えてくれる。

会場内では作中で流れていたサントラが流れ、視覚だけでなく聴覚まで楽しませてくれるのも魅力の1つだろう。

2.こざっぱりとした展示空間

当初、暗めの照明を用い、使徒との戦闘シーンや2ndまたはニア3rdインパクト後の殺伐とした世界観を思わせる構成を期待していたが、実際にはこざっぱりとした展示エリアが広がっている。

考えてみれば、今回はストーリーや製作過程を掘り下げるものではなく、シンプルに「モノ」と「コト」からエヴァンゲリオンを語るものであり、このすっきりとした感じが心地よい空間だった。

3.ファン同士の交流

会場内において、訪れた来場者同士が会話を楽しみ、同じ志を持つ仲間が集まった連帯感のようなものを随所で感じた。

中には、付き合わされたのであろう保護者や連れらしい人もちらほら見えたが、未履修でも楽しめていたようのではと拝察する。

各展示の前では、互いに写真を撮影し合い、感想や思い出話に花を咲かせる人もいた。

印象的だったエリア

1.一面のエヴァ

開場を待つまでの時間、外から中を確認した際に見えたこちらの壁面。

クリアファイルずらり

また、中にはトップスがずらっと展示されたエリアもあり、視覚的なインパクトはもちろん、壁一面がエヴァの歴史を描いた巨大アートのようだった。

エヴァのキャラクターやシーンモチーフがずらり
ショップとギャラリーの融合のような空間

2.自由研究シリーズ

次に目を惹いたのがフジミ模型の自由研究シリーズ。

ザリガニやカブトムシといった昆虫にエヴァンゲリオンの機体カラーをあしらった模型であるが、こんな組み合わせがあったのかと驚愕だった。

フジミ模型の自由研究シリーズ

アメリカザリガニは弐号機の赤、黄、黒で彩られ、力強さと繊細さが絶妙に表現されている。

クワガタムシとアメリカザリガニ

初号機の紫と緑、黄で彩られたカブトムシは、その硬質なフォルムと機体デザインとがマッチしているが、どの模型も単なる昆虫模型にとどまらず、エヴァの世界観と昆虫という異色なテーマを巧みに再現した逸品。

弐号機カラーのアメリカザリガニ

自由研究シリーズの名にふさわしく、自由な発想展開を見せるデザインは見ての通りだが、自然界で戦う昆虫に人型汎用ロボットであるエヴァの世界観を加えることで、新たな命を吹き込まれたような独創性を感じる。

側面には「2」の文字も

当展示を見て、エヴァ特有のデザインがもつ汎用性と、各分野に与える影響力とを改めて実感したのである。

欲しいかと言われると、筆者は遠慮しますが😂

3.まばゆいセンスがニクい

各エリアのうち、実現可能性はさておき、真似したいと感じたのがアミューズメント専売品の演出。

本物の筐体内にフィギュアや模型を並べ、景品としての魅力を最大限引き立てる配置がなされていた。

クレーンゲームの筐体に展示されるグッズたち

筐体のうち、景品の取り出し口にも展示があり、当ゲームのうち最も高揚する光景を再現しているのもアツい。

取り出し口のパイロットたち

他と同様、通常のショーケースや展示台に並べるだけでなく、敢えてクレーンゲームの筐体を使ってアミューズ専売品の特性を最大限活かす遊び心とこだわりに、展示側のエヴァ愛を感じる。

4.15年前、あのころ

展示のうち、ひときわ注目したのが劇中で実際に使用された携帯電話の実物。

当携帯電話は、2009年にNTTdocomoより限定発売されたもので、当時は予約開始後にアクセスが集中し、サーバーダウンを引き起こした逸話付きであった。

SH-06A NERV

当時、筆者はエヴァを知るか知らないかの時期で、本品の存在を知る由はなく。

しかし、当時知っていれば少なからず予約に挑戦し、手に入れようとしただろうと容易に想像がつくだけに、展示を見た瞬間、逃したチャンスに微量の悔しさを感じるのであった。

正直なところ、今後、新たに発売される可能性に淡い期待を抱いている筆者もいる。

というのも、エヴァンゲリオンという作品はいまだ根強い人気を誇り、復刻版は無理にしても、新デザインが出れば欲しがるファンも多かろう。

付属品

当デバイスは、当時のエヴァファンからどれほど愛されていたかを象徴するアイテムであり、その歴史と熱量が感じられる展示品の1つ。

過去を懐かしみながら今なお新たな発見と驚きをくれる未来を期待させるような展示であった。

テスト前の更衣室で

5.ほしいものリスト

筆者のほしいものリスト内に長らく鎮座しているアイテムと同様の品が展示されていた。PENTAXのミラーレス一眼である。

発売されたのは2013年(平成25年)。当時の愛機はお手頃なコンデジだった筆者。

既にエヴァに出会って欲していたものの、魅力的なデザインに対し、機能性と価格に不安を感じて手が出ず、購入を見送ったのだが、その複雑な気持ちがこの展示により蘇った。

ただ、数年前に購入したデジタル一眼レフのD7500、この前日に購入したばかりのミラーレス一眼Zfcに大満足している自分がいる。

実際、これらの撮影も手持ちのカメラで行っており、今振り返ると当時の未練も良い思い出のひとつとして楽しめている。

過去の逸品を目にすることで、自分とエヴァ、双方への思いを再確認できる貴重な体験ができた。

「好き」という本性が詰まったアイテムが持つ力を改めて感じられる素晴らしい展示だ。

6.世闇の海面

思わず足を止め、心震えたのがFender U.S.A.とのコラボレーションギターと、イヤホンであった。

アスカモデルは展示がなかった

他と同様、このようなアイテムが存在していたことを知らなかった筆者の胸中は、驚きと感動でいっぱいになった。

弦楽器に縁のない筆者ですが、弾けないくせに欲しくなりました。
弾けずとも飾っているだけで価値がある、そんな魅力が詰まった逸品です。

また、イヤホンも特別な存在感を放っていた。

イヤホンたち

実用性のあるグッズは嬉しいが、実際に購入したところで筆者は使うことができないだろう。

だとしても手元に置いておきたいのが人間ですよね😂

NERVマークのモチーフであるイチジクの葉を花唐草柄にアレンジした優雅なデザインを発見した。

エヴァ×Noritake

こちらは、海外でも有名な日本の高級陶磁器メーカーであるNoritakeとのコラボ商品だというが、やはり筆者は未履修であった。

ベースの乳白色はボーンチャイナという素材特有のもので、全体のアウトラインには金をあしらっている何とも雅な逸品だ。

7.JCらしいコラボ

懐かしい展示も多い当博覧会だが、ロッテリアと森永、なか卯とのコラボ商品である。

いずれも、普段利用や購入する機会の低いモノだが、コラボ情報にまんまと釣られ、利用した記憶がある。

一見、単なる消耗品だが、そのユニークなデザインがエヴァの世界観と完璧にマッチし、まさに「エヴァならでは」だといえる。

あり得ない規模の戦いを繰り広げるエヴァパイロットたちだが、考えてみればまだ中学生。

一般的な中学生なら喜ぶであろう店舗とのコラボに、ただ漠然と平和を祈る気持ちが芽生えた展示だった。

エヴァ好きが静岡大博覧会に潜入!心臓を撃ち抜かれる展示体験まとめ

今回の静岡エヴァ大博覧会で感じたのは、エヴァは単なるアニメ作品にとどまらず、世界中の人々に愛され、さまざまな形で展開され続けていること。

普段使いのアイテムがエヴァ仕様になることもあれば、使い道のないアイテムがそうなることもあるわけだが、いずれもエヴァに世界を手軽に取り入れられることには違いない。

展示されるアイテム1つずつがコレクターズアイテムだけでなく、我々の日常の一部として存在している感覚を覚える展示だったと思う。

エヴァファンには勿論のこと、未履修の方も魅力を発見できる展示なのではないだろうか。

写真ギャラリー

最後に、筆者が撮影した写真をまとめて掲載し、改めてエヴァの世界を堪能していただければ幸いです。

【一番くじ】シン・エヴァンゲリオン劇場版~作戦開始!~B賞新2号機α

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当ページでは、一番くじ シン・エヴァンゲリオン劇場版~作戦開始!~B賞 新2号機αをご紹介する。

商品概要

商品名新2号機α(一番くじシン・エヴァンゲリオン劇場版~作戦開始!~)
サイズ約30cm
発売日2021年8月
ブランドMEGAIMPACT
出典:発売決定!「一番くじ シン・エヴァンゲリオン劇場版~作戦開始!~」令和3年8月21日(土)より順次発売決定!より

商品写真

ここからは、筆者撮影の商品写真を掲載する。

シン・エヴァンゲリオン劇場版の作中、アスカから「新2(しんに)」と呼ばれる弐号機を再現した当フィギュア。

元々の装備に比べると重厚感を増し、数々の補修痕が見られる。

補修に使用されたのは、ヱヴァンゲリオンアニメ版に登場したジェットアローン(以下、「JA」と記載)のパーツ。

ヱヴァンゲリオンをご存知の方なら経緯もわかるだろうが、シン・エヴァンゲリオン劇場版は工業力を失ったサバイバル世界が舞台であり、エヴァを管理する団体は「あり物勝負」をするしかない。

このため、旧作で登場したJAのパーツを使用したと製作スタッフがつぶやいていた。

アニメや劇場版「序」と、それ以降を比べると、プラグスーツの足下(ヒールが高くなり、よりシャープなフォルムになったように思う)含め、随分と「いまっぽい」足下になったよなぁと感じる。

このゴツい感じ、某スポーツブランドのデザインを彷彿とさせるじゃない。

デザイン担当がトレンドを意識したかどうかは定かではないが、筆者にとっては嬉しい変化である。

シン・エヴァンゲリオン劇場版の完成試写会だったか、舞台挨拶だったかで、庵野監督が「エヴァはロボットアニメ」の発言が取り沙汰された記憶がある。

どちらかというと、キャラクターの心理描写に重きを置いているように見えるし、そもそも論、「エヴァってロボットだったの?」の動揺が見えたような気がする。

「人形汎用兵器」との名称通り、他のロボットアニメのデザインより、「人間らしさ」あるシルエットが好きなんだなぁ。

立ち姿のりりしさは、他のエヴァと比して弐号機は群を抜いていると思っている。

【一番くじ】シン・エヴァンゲリオン劇場版~作戦開始!~B賞 新2号機αまとめ

当ページでは、一番くじ シン・エヴァンゲリオン劇場版~作戦開始!~B賞 新2号機αをご紹介した。


【SEGA】ヱヴァンゲリオン新劇場版プレミアムフィギュア”式波・アスカ・ラングレー”Ver.1.5

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当ページでは、ヱヴァンゲリオン新劇場版プレミアムフィギュア”式波・アスカ・ラングレー”Ver.1.5をご紹介する。

後半は、本品とそっくりな「シン・エヴァンゲリオン劇場版スーパープレミアムフィギュア”式波・アスカ・ラングレー”」と比較しているので、気になる方は目次から該当箇所をご覧ください。

商品概要

ブランド名SEGAプライズ
商品名ヱヴァンゲリオン新劇場版プレミアムフィギュア ”式波・アスカ・ラングレー”Ver.1.5
サイズ全高約21cm
発売時期2020年1月

商品画像

ここからは、筆者撮影の写真を掲載する。

衣装からQのラストを連想する。

ショルダーと計測器が他になく、新鮮な作品である。

他のフィギュアと比較し、やや髪の毛は明るい。

単色ではなく、印影がついている点が良い。

ショルダーが彼女の華奢なボディラインを強調している。

表情は幼いが、彼女の負っているものを考えると、表情の暗さにも合点がいく。

全体的につるつるとした素材で、塗装は粗い方だと思う。

従来のプラグスーツではあまり見なかった色も加わった部分に、月日の流れを思ってしまう。

台座はスクエア型。

劇場版に入ってから、プラグスーツのヒールが高くなったように思うが、ソール部の赤がとても良い。

ここだけを見ると別作品がちらつく
真上から

せっかくなので、そっくりさんと比較

せっかくなので、2021年12月発売の「シン・エヴァンゲリオン劇場版スーパープレミアムフィギュア”式波・アスカ・ラングレー”」と比較する。

両者は同じ型なのか、ほとんど同じなのだが、いくつか相違点も見られる。

一目でわかるのは、配色。そして、装備品。

ボディバックがショルダー・ウエストポーチとで異なる。

あとは、全高についてシン・エヴァンゲリオン劇場版スーパープレミアムフィギュアの方が数mm高いように思う。

あとは、外的要因によるものかもしれない程度の差異なので特別記載しないが、写真を参照していただければ。

ヱヴァンゲリオン新劇場版プレミアムフィギュア”式波・アスカ・ラングレー”Ver.1.5まとめ

当ページでは、ヱヴァンゲリオン新劇場版プレミアムフィギュア”式波・アスカ・ラングレー”Ver1.5をご紹介した。


 


 

式波・アスカ・ラングレー RADIO EVA Part.2(限定オリジナルカラー)「ヱヴァンゲリオン新劇場版」

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当ページでは、式波・アスカ・ラングレー Ver.RADIO EVA Part.2(限定オリジナルカラー版) 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」 1/7 PVC&ABS製塗装済み完成品 エヴァストア限定をご紹介する。

商品情報

付属品台座
サイズ全高約25㎝(1/7)
素材ABS、ポリ塩化ビニル
原型制作江間時郎氏(澤田工房)
制作協力kiking氏、佐藤ノブヒロ氏
彩色hiro氏(hobbymax)
メーカーHOBBYMAX JAPAN/東京フィギュア
出典:Amazon商品ページより

色違いの通常版も同時リリースされていて、双方入手したツワモノも多かった印象である。

商品写真

ここからは、筆者撮影の商品写真を掲載する。

米山舞氏書き下ろしのイラストから飛び出してきたようでときめいてしまうな…
「日常に溶け込むエヴァンゲリオン」というコンセプト通りの仕上がりにうっとり
アスカのお人形がきゃわわ
CAN(NOT)
発売時から欲しかったスニーカー(´;ω;`)ウッ…
シューズだけでも見応えあると思うの
実物が欲しかったな…
アスカによく似合う素敵デザイン
360℃どこからでも良い
イラストとはまた違った印象のアスカ
素材は全く異なるはずなのに、再現度極めて高し…
どんな格好でもインターフェイスが似合ってしまうアスカ
ボディバッグの光沢感が神々しや
ジップ、切り替え部分の素材感までリアル
単なるモノクロで終わらせない彩色が秀逸すぎる

袖口だけでも様になってしまうアスカ
木枯らしに舞う美髪の尊さ
NERV

式波・アスカ・ラングレー RADIO EVA Part.2(限定オリジナルカラー版)「ヱヴァンゲリオン新劇場版」1/7 PVC&ABS製塗装済み完成品まとめ

当ページでは、式波・アスカ・ラングレー Ver.RADIO EVA Part.2(限定オリジナルカラー版) 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」 1/7 PVC&ABS製塗装済み完成品 エヴァストア限定をご紹介した。