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はじめに|36歳、初めてのびっくり腰
先日、初めてびっくり腰になった。
巷では、「魔女の一撃」などと呼ばれるらしいこの症状。過去に「なにその通称」と鼻で笑った自分をぶってやりたいが、何せびっくり腰。身体を起こすことさえ儘ならないため、相手にしないのが賢明である。
せっかくなので、発症と経過について記す。
こんなもの誰が読むのかと自分でも笑っているが、減るものでもあるまい。
30代・40代、ぎっくり腰未履修のあなたへ。
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発症から半日|ただの腰痛だと思っていた
36歳と2か月、初めてのびっくり腰を自覚したのは発症から半日経過してからだった。
はじめは、ひどい腰痛と考え、いつも通り過ごしていたところ、何をやっても痛む。そのため、日常動作の一部に制限をかけなければならない。
そう、動かないわけではない。動くのだ。だからこそ面倒だ。
一定以上の角度に差し掛かった途端、腰、臀、腹、股関節のいずれかに痛みが走るため、動かしたくない。
なぜ、自分の身体なのに儘ならないのか( ˙-˙ )
榊原、渾身の愚痴
整形外科の受診もよぎるが、あいにく休診日。仮に、診察していても行くかと言われると、行かなかっただろう。
なぜなら、予約から診察、処方箋の受け取りまでの流れがまざまざと想像できるからだ。頸椎ヘルニアで約1年間通い続け、当院の導線、スタッフ、患者層はわかる(※ただし、最後の受診からアプデなし)。長い、つらい、面倒の三重苦。行きたいはずがない。
でも、嫌だ。動きに制限がかかっているのは煩わしい。
そこで、マッサージを受けることにした。こちらも長年通っており、ある程度信頼している。すぐに連絡し、おっかなびっくり向かった。
マッサージという誤判断
結論から言うと、変わらない、または、悪化した。
これは施術者の技術の問題というより、発症直後の腰が炎症フェーズにあったことが大きいと思われる。
動くな、触るな、守るぞ
榊原腰からの警告
にもかかわらず、損傷部位に刺激を加えたことで、原因に一切触れていないうえに、炎症を促進させるに至ったものと推察される。
そもそも、ぎっくり腰に医学的な正式名称はないという。知名度だけならそろそろメジャーデビューを打診されるレベルだが、方向性(原因)がバラバラなため、大手も声をかけられないのかもしれない。
話を戻すが、マッサージ後に一切の緩和がないことでようやく、
まさか、ぎっくり腰では…
と疑い、ネットで諸症状、経過等を確認し、ほぼ間違いないだろうと確信に至った。
つまり、専門医を受診し、検査等を受けて診断を受けているわけではないため、これを読んでいる30代・40代のあなたには、ぜひ、参考にとどめていただきたい。
発症初夜|眠れない
発症初夜、仰向けに寝ただけで腰を中心に体幹が痛むため、眠れなかった。
特に、起き上がる、平面に座る動作が猛烈に痛い。夜中のトイレにて、便座に座る・立つ・排泄後の処理動作も痛い。日中よりも、痛い。
ちなみに、寝るときは「仰向けより痛むほうを上にし、横向き、膝の間にクッション等を入れるのが良い」との記述を複数見かけ、実践した。嘘だった——は言い過ぎだが、私には合わなかった。効く人もいるだろうし、初夜向けではない可能性もある。
一方、痛いほうを下にし、横向き、膝の間ではなく骨盤の下からやや背面寄りにクッションを設置する形が私の最適解だった。
発症2日目|立っていると痛くない
翌日。腰の痛みは相変わらずだが、ゲーミングチェアに座っているときと、直立しているときには痛みがないことを発見した。特に、背もたれに身を預けず、背筋を立てているほうが楽だった。
なぜ、私は立ったまま眠れないのか
そんな疑念が脳裏をかすめたが、嘆いていても仕方がないため、無理のない範囲で日常を過ごした。
痛みの伴った動作を挙げる。
- 床面に立つ・座る
- 起きる・寝る
- 椅子に座る(立つときは痛くない)
- ひねる
- 前かがみ
- しゃがむ
- 足をあげる(靴下やボトムをはくなど)
- 運転中の振動
発症3日目|可動域最適化
寝起きの痛みが少し軽くなったものの、痛いものは痛い。
日中の動作は、初日と比べて安定した。痛い・痛くないの加減がわかり、適切で効率の良い可動域を覚えたのかもしれない。
とはいえ、油断は禁物。忍者のように歩き、中腰は避けてスクワットの姿勢、寝違えた時と同じように全身で振り向いて1日を過ごした。
発症4日目|仮説誕生
寝起きは3日目よりさらに軽いが、痛い。しつこい。
特定の動き(捻じる・体重をかける・圧迫する)を除き、普段通りに動けるし、制限も緩和されてきた実感がある。
ここで気づく。
これ、捻挫じゃないか?
腰部捻挫説
本件は、発症の原因がある程度特定できている。
それを踏まえ、別の部位の捻挫との共通項を考える。
- 関節の可動域をわずかに越えた
- 神経の感度上昇
→ 動くと痛い、押すと痛い、当日は特に痛い - 患部が動かしづらい
- 数日で痛みが減少、可動域回復
考えれば考えるほど捻挫に近づく。
なぜ、こんな簡単なことに気づかなかったのか。
ぎっくり腰と捻挫を完全に別のカテゴリに入れていたじゃないか。
世間のぎっくり腰との違い
ここで改めて、世間様の言う”ぎっくり腰”を考えてみる。
- 発症トリガー:重いものを持つ、急な前屈
- 発症感覚:「ゴキッ」「バキッ」「ポキッ」
- 可動性:ほぼ動けない、立てない
- 生活影響:寝たきりレベル
- 咳・くしゃみ:激痛が響く
- 姿勢:前かがみ固定
- 治療:コルセット・注射
- 回復速度:1週間~3週間
これらは、椎間板関節を巻き込む、あるいは、急な負荷をかけることでストレスを与えた場合の症状ではなかろうか。
一方、私はどうか。
- 発症トリガー:日常動作・負荷蓄積
- 発症感覚:違和感 → 痛み
- 可動性:動けるが動作に痛みを伴う
- 生活影響:特定の動作で痛む
- 咳・くしゃみ:まったく響かない
- 姿勢:姿勢はとれる
- 治療:気持ち安静+自然回復
- 回復速度:数日~1週間(見込み)
つまり、私の症状は腰関節の捻挫と考えるほうが妥当。
関節がびっくりして防御 → 固まったのだろう。
これを踏まえ、私は「びっくり腰」と呼称するに至った。
おわりに
このような些細なログに30分の時間を要したことを悔やむが、誰かの参考になれば幸いである。
ただし、ここに記したのは全て素人の浅知恵。
行けるなら整形外科を受診したほうが回復は早かろう。
現場からは以上だ。
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🔗大人の生存外科 榊原沙奈病院(note)
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