
本記事では、労災保険への加入条件や補償内容を解説します。
労災保険とは?
労災保険とは、労働者災害補償保険の略で、業務上の事故や災害による怪我や疾病で生じる損害に対し、給付金や医療費などで補償を行う制度です。
健康保険との違い
怪我、疾病、医療費というワードから、健康保険を思い浮かべる人が多いようですが、労災と健康保険とは異なります。
健康保険は、業務外の傷病を対象にしています。
いっぽう、労災保険は業務上または通勤途中の怪我や疾病を対象にしている点で異なります。
保険給付の種類
労災保険法の保険給付は、大きく4つに分けられています。
- 業務災害
- 複数業務要因災害
- 通勤災害
- 二次健康診断
具体的な保険給付は下記の通りです。

加入対象者は?
労働者を使用するすべての事業所が加入対象となります。
つまり、従業員が1人でもいる事業者は、労災保険への加入義務があります。
まとめ
本記事では、労災保険の加入対象者と補償(保険給付)内容について解説しました。
社会保険の「被扶養者」について下記の記事で解説していますので、気になる方はご覧ください。
この記事を書いたのは
ヲタク行政書士®榊原沙奈です。