本記事では、育児休業を取得するための要件、期間について解説します。
育児休業とは
育児休業は、労働者が出産した際、子どもを養育するために取得することができる休業のことを指します。
育児休業と育児休暇の違い
次の通りです。
育児休業に伴い、利用できる給付制度については下記の記事をご覧ください。
育児休業の取得要件
対象者は、1歳に満たない子を養育する労働者です。
ただし、次の人は対象外となります。
- 勤続年数が1年未満の労働者
- 申請から1年以内に雇用契約が満了する予定の労働者
- 週の所定労働日数が2日以下の労働者
また、有期雇用契約を結んでいる場合は「子が1歳6か月（延長の場合は2歳）になる日までの間に雇用契約が満了しないこと」「契約の更新がされないことが明らかでない労働者」である必要があります。
期間
次の通りです。
1歳までの育児休業は分割可
長期休業の取得が難しい場合など、1歳までの間に2回まで、分割して育児休業を取得できます。
これは両親ともにでも構いませんし、父母交互でも構いません。
育児休業取得の申出期限
育児休業の取得は、原則、休業開始の1か月前までに雇用主に申し出る必要があります。
分割して取得する場合、それぞれ申し出をしましょう。
まとめ
本記事では、育児休業について解説しました。
この記事を書いたのは
ヲタク行政書士®榊原沙奈です。
