
本記事では、薬剤師と登録販売者の違いについて解説します。
薬剤師と登録販売者の違いは4つ
薬剤師、登録販売者ともに薬局やドラッグストアで働く人です。
どちらも薬の提供や説明をしてくれる点では共通しますが、大きな違いが4つあります。
- 仕事内容
- 取り扱える医薬品
- 資格の取得方法
- 平均年収
仕事内容
両者の違いは、下記の通りです。

取り扱える医薬品
両者の違いは下記の通りです。

第1類医薬品とは、薬効と副作用のリスクが高く、消費者が直接手に触れられない方法で陳列されるものです。鎮痛薬の「ロキソニンS」、発毛薬の「リアップ」、胃酸を調整する「ガスター10」などが挙げられます。
第2類医薬品は、薬効と副作用のリスクは中程度で、消費者が手に取って確認することはできますが、情報提供を行う場所から目の届く範囲にて販売する必要があります。
第3類医薬品は、薬効、副作用のリスクがともに穏やかで、主成分がビタミンなどの製品が多い特徴があります。
資格の取得方法
両者の違いは、下記の通りです。

平均年収
2022年政府統計によると、全国の薬剤師平均年収は583.4万円。(参照:賃金構造基本統計調査|e-Stat政府統計の総合窓口)
登録販売者は、356万円のようです。(参照:日本での登録販売者の平均給与|Indeed)
どちらも勤務先、雇用形態などの事情により異なりますが、薬剤師の方が高収入であることがわかります。
負う責任、資格取得までに要する労力のぶんだけ、収入額が加算されているのがうかがえます。
まとめ
本記事では、薬剤師と登録販売者の違いを解説しました。
この記事を書いたのは
ヲタク行政書士®榊原沙奈です。