
こんにちは、ヲタク行政書士®榊原沙奈です。
初めての場所、知らない人に会うだけでも緊張するのに、それが自分の悩み相談であれば尚更緊張してしまいますよね。
行政書士に相談する場合、無料相談と有料相談という選択肢があります。
「無料相談」と「有料相談」の違いが気になる方は、下記の動画または関連記事をご覧下さい。
当事務所では、「1時間5,000円(税別)」にてご相談を承っています。
1時間という括りがあるため、時間がかかればかかるほど費用がかかることとなり、相談そのものに集中できなくなることもあるかもしれません。
また、時間を気にするあまり、重要な箇所を端折ってお話してしまうと、悩み事の本質が伝わらず、的外れな回答しか得られず、徒労に終わることも。
そこで、本記事では「行政書士に相談する際に役立つ、上手に要点をまとめる5つのポイント」をお伝えします。
Contents
上手に要点をまとめる5つのポイントとは?
次の通りです。
- 本人が相談に行く
- 役立ちそうな資料・証拠はすべて持参する
- 希望を率直に伝える
- 時系列でまとめる
- 事前または初期段階で相談する
1.本人が相談に行く
当然のことのように感じるかも知れませんが、相談には本人が行きましょう。
そもそも論にはなりますが、本人以外からのご相談を承る事務所は少ないものです。
本人のことを心配したご家族、友人が代理で相談に赴き、対応してもらえた場合であっても、本人の意向や詳しい事情がわからない以上、回答者である行政書士も明確な回答はいたしかねます。
親権に悩みを解決したいとお考えでしたら、必ずご本人が相談に行きましょう。
2.役立ちそうな資料・証拠はすべて持参する
困りごとに関連する資料や証拠品はすべて、持参しましょう。
よっぽど法律に精通している人でない限り、資料や証拠品の有効・無効を判断することは難しいもの。
荷物が増え、相談の場までの移動が大変かも知れませんが、少しでも「もしかしたら」と感じれば、念のため持参するようにしましょう。
3.希望を率直に伝える
行政書士事務所を訪れたら、まずはご自身の希望を素直に伝えましょう。
真面目で堅実な人ほど、人の目を気にしたり、何事にも消極的になる傾向にあります。
しかし、相談を承る行政書士は本気で「あなたのお役に立ちたい」と考えています。
叶えたい未来の実現可能性は一端忘れ、純粋に自分の望みを話してみましょう。
そのうえで、最も実現に近づける方法をご提案していくのが相談の場でもあります。
実現可能性を下げるであろう事実があったとしても、嘘や隠し事をするのだけは辞めましょうね。
4.時系列でまとめる
相談時、物事が起きた順番に話が出来るように、メモやノートにまとめておきましょう。
同時に複数のことが起きたのなら、大きいものから話をするようにし、小さいものを伝え忘れないように気を付けて下さい。
5.事前または初期段階で相談する
最後のポイントは、「物事が深刻化する前に相談する」ことです。
行政書士の作成する書類は、インターネット等を検索すると沢山の雛形が公開されています。
また、素人向けの指南書等も出版されていますので、何となく「自分でできそう」と取りかかってしまうこともあるでしょう。
しかし、問題が起きるのは概ね「事後」です。
作成時は「なーんだ、自分で出来るじゃん」と感じても、後にトラブルが発生した際、備えておくべき条項が備わっていなかったり、実は問題だらけの書面だった…とケースが多数あります。
初期に相談することで、書籍やネットより確実で、正確な情報を得られるうえに、総合的に見て、費用・時間を短縮することに繋がる場合もあります。
ちなみに、作成書類の内容確認等であれば、無料相談の場を利用されるのもいいでしょう。
まとめ
本記事では、行政書士に相談する際、上手に要点をまとめる5つのポイントを解説しました。
何事でも、成功の8割を決めるのは準備です。
相談しづらいと感じるかもしれませんが、多くの行政書士は本気であなたのお役に立ちたいと尽力してくれますので、素直にお話してみてくださいね。
本記事を書いたのは
ヲタク行政書士®榊原沙奈でした。