
こんばんは🌙
ヲタク行政書士®榊原 沙奈です。
令和3年の開業直後、日商簿記検定2級を受験しました。
満を持して、大爆〇でした👻
同年度中に再受験し、今度は日商簿記検定3級に合格しました。
おすすめ資格として
行政書士として生きている中で、多くの方から「おすすめ資格」を問われます。
今回は、その度に猛プッシュしている資格のうち、日商簿記についてお話します。
行政書士業務に簿記の知識がどう役立つのかを知りたい方は、お付き合いください😊
日商簿記検定とは
日商簿記検定は、日本商工会議所が主体となって実施している技能検定です。
1-3級+初級の4等級に区別され、企業の経営成績・財務状態など、経営するうえで必要となる「管理能力」をはかるものでもあります。
実務上もっとも助かったのは
行政書士業務のうち、簿記を学んでよかった~~~!と感じた業務があります。
(2)酒類販売業関連
(3)補助金・助成金
(1)建設業関連
建設業関連の申請では、決算書類を取り扱います。
この際、財務諸表を読み、作成するスキルが問われます。
(2)酒類販売業関連
酒類販売業免許を取得するには、経営基礎要件をクリアしなくてはなりません。
この際、直近3年間の決算書類を確認しなくてはなりません。
(3)補助金・助成金
補助金・助成金の申請時、複数年度における決算書類を比較しなくてはなりません。
この際、まったく決算書類を読めないとなると、申請ができるかどうかの要件さえ確認ができません。
この他、法人の設立時には各種計算書類を作成する必要があり、簿記の知識に助けられてきました。
(´;ω;`)✨
ひとり事務所なので
実務上、助かったことをお話しましたが、もっと助かるのが当事務所の会計業務を自己処理できることです。
職務上、税理士と連携をとることもありますし、信頼できる先生も多いのですが、業務上で協力するのと経営状況を明かすのとでは訳が違います。
自分の手に負えない部分のみ、手を借りるようにしています。
とはいえ、経営者の本業は「事業の運営」です。
信頼できる従業員や税理士をいち早く見つけることで、本業に専念できる点も理解しているため、そういった方にお会いできるよう精進します💪
転職にも有利
私が他人に日商簿記を薦める際、必ずお伝えするのが就職・転職に有利なことです。
選ぶ職業によりばらつきはあるでしょうが、会計業務が全く不要な職場など存在しません。
特に、事務職を希望するのなら、あるのとないのとでは理解に要する時間に大きな差が生まれます。
私がいきなり2級を受けた動機は、先輩の「3級なんて持っていても仕方がない」の一言だったのですが、工業簿記を扱うのでない限り、3級で充分だと感じています😊
まとめ
今回は、日商簿記3級が行政書士業務にどのくらい役立つのかをお話ししました。
起業を考えている方にも役立つ資格なのに、難易度自体はそう高くありませんので、1度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
経営に役立てるのが目的の場合、取得は必要ありません。
しかし、合格というゴールを決めることで、学習に取り組みやすくなるはずですから「ついで」と思って取得してしまいましょう🌸
この記事を書いたのは
ヲタク行政書士®榊原沙奈です。