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門前薬局の役割、メリット、働く際の注意点を解説

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当ページでは、門前薬局の役割と抱える課題、今後の動向、門前薬局で働く際のメリットと注意点を解説します。

門前薬局とは

門前薬局とは、病院・クリニック等のそばに設置される調剤薬局を指します。

門前薬局の役割

総合病院の門前薬局では、総合病院が交付する処方箋をメインに取り扱う場合が多い一方で、クリニックの門前薬局では、クリニックのみならず、近隣の医療機関から交付される処方箋を受け付けることもあります。

門前薬局の課題

門前薬局の多くは、下記の問題を抱えています。

  1.  人手不足
  2.  調剤併設型ドラッグストアの存在
  3.  門前薬局への依存

1. 人手不足

門前薬局に限らずですが、慢性的な薬剤師不足が問題視されています。

一般的に、薬剤師の男女比は3:7と女性が多く、結婚・出産等を機に現場を離れる人も多いほか、新卒採用において、就職希望者が少ないことが理由だと考えられます(出典:性・年齢階級別にみた薬剤指数|厚生労働省

大手薬局チェーンの展開等による需要拡大に対し、中小規模で展開する門前薬局への就職希望者が少ないことも原因の1つと考えられています。

2. 調剤併設型ドラッグストアの存在

近年、調剤併設型のドラッグストアが増加傾向にあり、クリニックの門前薬局にとって競合となっています。

調剤併設型ドラッグストアの場合、日用品・食料品の取扱いもあり、処方薬を用意してもらう間に店内を見て回ることができ、効率的に薬を受け取る事ができます。

一方、門前薬局の場合、近隣に商業施設がない場合も多く、取り扱う薬剤に偏りがある場合には、すぐに用意できないこともあります。

3. 門前薬局への依存

日本国内における調剤薬局の大部分は、病院・クリニックの近隣にある門前薬局ですが、令和4年(2022年)調剤報酬改定により、処方箋調剤だけで十分な利益を確保することは厳しいのが現状です。

調剤薬局が生き残るには、立地だけでなく、主体性をもって地域との関わりを持つ必要がありそうです。

門前薬局で働くメリット

薬剤師として門前薬局で働く場合、下記のメリットが考えられます。

  1.  裁量の幅が大きい
  2.  定時で終わる場合が多い(総合病院の場合)
  3.  コミュニケーションをとる機会が多い

1. 裁量の幅が大きい

門前薬局の場合、少人数で運営するところが多く、薬剤師1人1人が抱える業務量が多くなります。

このため、大規模な薬局チェーン店と比べ、自身の裁量で業務を進められる場面も多い傾向にあります。

2. 定時で終わる場合が多い(総合病院の場合)

総合病院の門前薬局では、診療時間が固定され、定時で終わるところが多い特徴があります。

また、クリニック等では対応が難しい患者さんが受診する機会も多く、処方薬も多岐に渡るため、成長機会が多いのも大きな特徴だといえます。

3. コミュニケーションをとる機会が多い

クリニックの門前薬局では、近隣にお住まいの患者さんが訪れることがほとんどで、かかりつけ薬局として選んでくださる患者さんも多い特徴があります。

定期的に受診される患者さんはもちろん、何度か顔を合わせる機会のある患者さんの場合、服薬指導だけでなく、健康に関する悩みを打ち明けてもらいやすいメリットがあります。

門前薬局で働く場合の注意点

門前薬局で働く際、下記に注意しましょう。

  1.  人手不足による負担増
  2.  知識に偏りが生じる
  3.  人間関係が閉鎖的

1. 人手不足による負担増

中小規模で運営する門前薬局が多いため、慢性的な人手不足であるところも多いのが現状です。

このため、個々にかかる負担が増えるだけでなく、在宅医療等に伴うかかりつけ薬局としての機能も担う流れが強いため、今後更に負担は増える可能性があります。

2. 知識に偏りが生じる

近隣の医療機関が診療する科目により、取り扱う薬剤が異なる門前薬局の場合、処方箋の内容に偏りが生じます。

小児科の門前薬局では小児科、眼科の場合は眼科…という風に、専門性は高い反面、他の診療科目に関する薬剤に触れる機会が少ないため、意識的に学習する姿勢が求められます。

3. 人間関係が閉塞的

中小規模の門前薬局が多いことから、スタッフの人数も絞られ、物理的に狭い空間内で長時間を共にすることになります。

このため、あまり気の合わないスタッフがいる場合や、色々な人と接する機会を求める人にとってはデメリットと呼べるかもしれません。

門前薬局はなくなる?

コロナ禍において、調剤薬局の倒産が報告されたことで、門前薬局はなくなるのでは?との声が聞こえるようになりました。

薬局はコンビニよりも多い状態(2019年時点)だといわれており、競争が激しいのも原因の1つだと推察します。

徐々に厳しく改定されている調剤報酬を見る限り、今後、薬局の数は減少することが予想されますが、厚生労働省が2015年に発表した「患者のための薬局ビジョン」において示された「かかりつけ薬局」の実現ができれば、生き残ることができる可能性はあるでしょう。

調剤薬局の生存率を上げるには

調剤薬局に求められるサービスが多様化する今、下記の対策が考えられます。

  1.  在宅・24時間対応
  2.  医療機関等との連携
  3.  オンライン服薬指導等 ICT導入
  4.  地域連携薬局・専門医療機関連携薬局の認定取得

1. 在宅・24時間対応

かかりつけ薬局の条件に「在宅対応・24時間対応」が含まれます。

具体的には、下記の役割を指します。

  1.  医薬品・衛生資材の提供
  2.  患者に合わせた調剤
  3.  服薬指導・相談対応
  4.  服薬状況・副作用の観察
  5.  残薬管理
  6.  医師への提案・フィードバック
  7.  関係者との情報共有 など

2. 医療機関等との連携

在宅医療を行う場合、医師、訪問看護師、ケアマネジャー等との連携が必須です。

調剤薬局が在宅医療に算入するには、さまざまな職種の人達とのコミュニケーションが求められるほか、広告宣伝活動が効果的です。

日頃から医療従事者が集まる場に足を運ぶほか、地域情報にアンテナを張り巡らせておきましょう。

3. オンライン服薬指導等 ICT導入

新型コロナウイルスの影響により、ICTの導入が進んでいます。

ICTとは、情報通信技術の略称で、情報・知識をデジタル化し、ネットワーク経由で共有する技術を指します。

具体的には、オンライン服薬指導、処方箋の電子化(電子処方箋)、お薬手帳や薬歴の電子管理、調剤予約システム等が挙げられます。

上記のほか、患者からの健康相談、健康イベントの開催や、一般用医薬品・健康食品・サプリメント等のアドバイス等も人気です。

4. 地域連携薬局・専門医療機関連携薬局の認定取得

令和3年(2021年)8月、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)改正を受け、「地域連携薬局」「専門医療連携薬局」の認定制度が実施されています。

いずれの場合も、認定を受けるには一定要件を満たす必要があり、認定を受けることで名称表示が認められます。

認定を目指す過程において、薬局全体の成長に繋がるほか、名称表示による差別化に繋がる可能性があります。

門前薬局の役割、メリット、働く際の注意点 まとめ

当ページでは、門前薬局の役割、メリット、働く際の注意点を解説しました。

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榊原沙奈
(さかきばら さな)
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