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動画では「士業がAIに奪われる未来」と、それでも生き残るための5つの戦略をお話ししました。
きっと、あなたの中にもこんな気持ちが芽生えたのではないでしょうか?
定型業務だけでは危ないかも…😰
危機感はあるけど、何から手を付ければいいの🙀
自分だけの価値って何…😱😱😱
この記事では、動画の中で語りきれなかった
「士業として本当に生き残る人は何をやっているのか」
「今日から具体的に何を始めればいいのか」
等、実践的なヒントを掘り下げていきます。
ChatGPTに怯えるのは辞めにして、AIを“手駒”に選ばれる士業になる次の一手、一緒に考えていきましょう。
🔷第1章|「奪われる仕事」をしていないか、自分に問い直そう
AIに奪われる仕事とは、どんなものでしょうか。
それは、あなたの代わりが“いくらでも効く”業務です。
たとえば、こんなお仕事に心当たりはありませんか?
- 官公署に提出する定型書類の作成だけ
- パターンに沿って当てはめるだけの相談対応
- 法改正や裁判例のない契約書・内容証明等の文面や形式の確認
- Google大先生が教えてくれるレベルの法律対応
これらに共通するのは、「正解が1つ」「ルールが明確」「人の気持ちを読まなくていい」点です。
つまり、AIにとってはご褒美問題(メシウマ😋)。
そして、さらに厄介なのは、こうした業務をメインに据え、何年も生活して来た士業ほど危機感が薄いことです。
これは士業の本分だ💪💢
お客様に安心を提供できるのは私(キリリッ✨)
人の目でチェックしなければ見えないものがある🧐
そう思いたいお気持ちはわかりますし、否定する気もございません。
けれど少し、周りを見てみませんか?
現在では、時間を問わず、あなたでなくてもいい仕事をミスゼロで、AIが確実に刈り取っているのです。
🔍 ここでチェック!
あなたの業務は、以下に当てはまりますか?
- 1件ごとに頭を使わず、ある程度”型”で処理できる
- 法令やひな形に沿うだけで個別性・独自性が低い
- 相談対応中に無難な対応ばかりを繰り返すATモードが起動する
もしも全て当てはまるようでしたら、あなた自身の手でAIに仕事を明け渡しているようなものです。
ただし、ここで終わりません。この記事の本題は「では、どうするか」。
次章では、AIでは代替できない“士業の本当の仕事”とは何か?という視点で、あなたの価値を掘り下げます。
🔷第2章|「AIにはできない士業の仕事」とは、どんなものか?
ここで、逆に考えてみましょう。
AIにできないことは何でしょうか?
ChatGPTやCopilotがどんなに優秀で、どれだけ膨大な裁判例や法令学習をしていても、「人の感情」や「文脈」を読み解く力は劣ります。
たとえば、離婚相談において、依頼者が「親権はいりません」とおっしゃるとき。
当該発言をそのまま受け取ることもできますが、多くの場合、その内面には様々な感情が渦巻いています。
- 罪悪感
- 自己犠牲
- 相手への反発心
こうした人間らしい”揺らぎ”に気づき、本音と建前のバランスを整えること。
あるいは、
- 書面だけでは読み取れない家族間の空気
- 自治体ごとの癖 ( ≒ ローカルルール)
- 相続人同士の気まずい関係性
こうした見えないファクターを踏まえた最適解を探ること。
このような挙動は、AIにとっては難題です。
なぜなら、法律は生身の人間のために存在するものだから。
当事者の気持ちや背景を正しく扱うことができるのは、人間だからこそ。
すなわち、士業が担うべき仕事とは、単なる書類作成や制度案内ではなく、
「依頼人にとって、本当に大事なことを一緒に考えること」
ではないでしょうか?
たとえ同じ制度を使うとしても、誰に・いつ・どのタイミングで提案するかで、相手の納得度も、結果も変わってきます。
だからこそ、AIには難しい「感情と空気を読む力」を持つ士業は、これからの時代でも絶対に“選ばれ続ける存在”でいられるのです。
🔷第3章|“選ばれる士業”に共通する3つの力とは?
ここまでご覧になって、「どうすればAIに負けないの?」と気になっているあなたへ。
既に、“AI時代に強い士業”の共通点として、以下の3つをご紹介します。
① 編集力|正確な情報を“刺さる言葉”に変換する力
情報の正確さにおいて、AIは人間を超えます。
けれど、それらを依頼者に伝わる形に噛み砕くことはできません。
たとえば、
「この制度が使えますよ」と言われてピンと来ていない人に対し、比喩や例え話を用いながら、「これなら、ひとり親でも働きながら家族を守れます」と伝えられる力。
法律を相手に適合する言葉に翻訳する力こそ、士業に求められている編集スキルではないでしょうか。
② キャラ立ち|「この人に頼みたい」と思わせるパーソナルブランディング力
現在、単に「○○士です」と名乗るだけで選ばれることはありません。
最近の傾向として、依頼者は以下を見ています。
- SNSでの発信内容
- 人生経験の中身・濃度
- 自分との距離感
つまり、“士業の肩書き”ではなく“あなた自身”で選ぶ時代となっています。
言い換えれば、顔・声・ストーリーが最大の武器になる時代です。
③ 関係構築力|一発勝負で終わらず、つながり続ける力
単発の書類作成で終わる士業と、困ったときに「まず相談したい」と思われる士業。
その差は、関係の“点”と“線”の設計にあります。
- メルマガや公式LINEの定期配信
- YouTubeでFAQを公開する
- コメント欄や公式LINEで雑談できる距離感を演出
こうした日常的な接点が、信頼のベースを作ります。
忘れられない士業=選ばれ続ける士業です。
💡まとめると
「制度を知っている」ではなく、「使いどころを提案できる」
「士業です」ではなく、「あなたに頼みたい」
「書類が終わったら終了」ではなく、「関係が続く設計を持つ」
そんな人だけが、AI時代でも“代わりがきかない存在”として生き残るのではないでしょうか。
🔷第4章|“今からできる”士業のAIサバイバル戦略4選
ここまで読んで「自分、ヤバいかも」と思った人。
でも安心して。ここからでも間に合います。
大切なのは、AIを敵視するのではなく味方につけ、“人間にしかできないこと”に集中する戦い方だと考えています。
そのために、以下に4つの戦略をご紹介します。
① AIを“部下”にする|作業はAI、判断は人間
AIを部下にするとは、以下を指します。
- 契約書のたたき台をChatGPTに頼む
- FAQの自動化をCopilotに任せる
- 単純作業はすべてAIに外注する
こうした使い方ができれば、あなたは“考えること”や“感情に寄り添うこと”にリソースを割くことができますよね?
士業の強みは、与えられた問いへの回答力ではなく、問いそのものを見極める力にあるのだと考えて居ます。
ですから、そこに集中できる環境をAIに作ってもらいましょう。
② 強み×興味で“専門特化”する|「何でも屋」はもう選ばれない
あなたの強みと、関心ごとは何ですか?
過去の経験や関心を軸にすることで、以下のような活動ができるはずです。
- ペット相続に強い行政書士
- 離婚後の生活再建に寄り添う社労士
- 海外資産に強い司法書士 など
あなたの軸をつくることで、「あの人なら間違いない」と指名される存在になり得ます。
「何をやるか」ではなく、「誰のためにやるか」。そろそろ決めませんか?
③ 発信する|名刺じゃなく「検索」で信頼される時代
発信というと「顔出し」を前提に考える方が多いですが、必須ではありません。
声が出るなら音声だけで構いませんし、文章力に自信があるならテキストベースで充分です。
今の時代、「検索したら見つかる人」が優先的に選ばれます。
大事なのは「専門知識」ではなく、あなたが何を考え、誰を助けたいか。
発信を通し、少なからずあなたの“温度”が伝わることとなりますので、見つけてくれた人が「この人にお願いしたい」と思ってくれる可能性があがります。
④ “点”から“線”へ|1回の依頼で終わらない仕組みを持つ
行政書士業務の基本は単発 ≒ スポット業務ですが、1度の依頼で終わらせるのはもったいない!
- 公式LINEで近況の共有
- メルマガで法改正に関する小ネタを配信
- ブログ等で裏話を披露する
上記のように接点を持ち続けることで、あなたとの接触が「イベント」ではなく「習慣」に変わり、あなたは“選ばれ続ける士業”になることができます。
そして何より大切なのは、“忘れられない存在”になること。
「またお願いしたい」と思い出してもらえる仕組みを、いまこの瞬間から、1つずつ作っていきましょう。
🎤クロージング|AIが“奪う”のではない。“置き去り”にされるだけ
「AIに仕事を奪われる」
そう言われ恐れられるのは、気づかぬうちに“自分の居場所”がなくなるからではないでしょうか。
しかし、実際にAIが誰かの仕事を“奪いにくる”ことはありません。
厳密には、進化についていけない人を置き去りにするだけなのです。
- 気づいたら業務が減少傾向にある
- いつの間にか価格競争に巻き込まれるように
- 自分でなければできない仕事がない
そんな未来が、すでに始まっています。
けれど、裏を返せば「今ここで動ける人」は“選ばれる士業”になれる時代でもあるのです。
このブログを読んでくれたあなたには、ぜひこう問いたい。
自分の仕事はAIにできるだろうか?
選ばれる理由が明確だろうか?
少しでも不安がよぎったのなら、今日がその転機です。
✨もう一つの“未来”へ──応援という選択肢
このブログでは、AI時代の士業戦略を無料で発信していますが、実は私自身、もう一つの夢に向かって歩き出しています。
それが「愛玩動物看護師学科」への進学です。
そして、この夢を支えてくれているのがYouTubeメンバーシップです。
特別な特典はありません。
ただ、私の挑戦を「応援してやるか」と思ってくださる方の一票で、次のステップに進むことができています。
進学に向けた近況報告なども、ときどきアップしています。
もしこの活動に価値を感じてくれたなら、あなたの一票が、未来をつなぐ大きな力になります。
士業の未来も、もう一つの夢も。どちらも「あなたと一緒に叶えたい」。
そう思っています。
よければ「共犯者」としてご参加ください。
🐥YouTubeメンバーシップ
➤ https://www.youtube.com/@sakakibara_sana/membership